無駄な時間をなくす方法の1つが「翌日の準備」です。
終業時間になったら、さっさとタイムカードを押して、一刻も早く帰りたいでしょう。
1分1秒でも早く会社から出て、仕事から解放されたいと思う人も多いのではないでしょうか。
早く帰りたい気持ちはあるかと思いますが、無駄な時間を減らすなら、ここでもう一踏ん張りしおきたいことがあります。
翌日の仕事の準備をしてから帰宅しましょう。
準備をしていないと、翌日スムーズに仕事に取りかかれません。
「何をしたらいいんだっけ?」
「次は何をしたらいいのだろうか?」
「あの書類はどこにあったかな?」
朝からもたもたしてしまい、無駄な時間を生むのです。
悪影響はほかにもあります。
見逃せないのは「精神的なストレス」です。
準備をしていないと、帰宅中、翌日の仕事のことが頭に浮かんでもやもやします。
「準備ができてない」「うまくいくだろうか」など余計な不安に振り回されることになり、なかなかリラックスできません。
自宅に戻ってからも、もやもやを引きずることになる。
このストレスは軽視できません。
不安を抱えていると精神的なストレスがちびちび積み重なり、時間だけでなく心も削られます。
不安が頭から離れないせいで入眠が妨げられ、睡眠不足になるのです。
こうした事態を避けるためにも、翌日の仕事の準備をしてから帰宅するのが得策です。
きちんと翌日の準備ができていれば、余計な不安に振り回されることはありません。
「翌日の準備ができている」と思えることが大切です。
その日の仕事を気持ちよく締めくくれ、すっきりした気持ちで帰宅できます。
頭の中を空っぽにできるので、仕事の後はゆっくり休めます。
翌日出社してすぐ仕事に取りかかれ、無駄な時間がないのです。
帰宅時間になるとへとへとで疲れていて、一刻も早く帰りたいものですが、翌日の準備のためにもう一踏ん張りしたい。
準備に時間はかかりますが、翌日はスタートダッシュが切れるので、結果として時間の節約になります。
すべて完璧に準備をするのが大変であれば、最低限の準備をしておくだけでもかまいません。
疲れているなら疲れているなりの準備でOK。
準備は面倒くさいものですが、きちんと準備しておくことで、翌日スムーズに仕事に取りかかれるのです。