職場でリーダーという立場の人もいるでしょう。
勤続年数が長くなるにつれて仕事ができるようになり、キャリアや実績も積み上がっていき、出世の道が開けます。
出世すれば、おのずと部下を持つことになります。
上手に時間管理を行うなら、部下の教育に力を入れるのが近道です。
たしかに部下の教育には、時間も労力もかかります。
できることなら省きたいもの。
教育は手間暇がかかって面倒くさいと思われがちです。
部下に時間を取られていると自分の仕事が前に進みません。
物覚えの悪い部下がいれば、一度教えたことを何度も聞かれ、教育に苦労させられることも多くなるはずです。
リーダーは自分の仕事で忙しく「教育どころではない」と思うかもしれませんが、何とか時間を割いて部下の教育に力を入れたい。
自分が知っている仕事のコツは惜しみなく教えましょう。
物覚えの悪い部下がいても、叱らず怒鳴らず、根気よく丁寧に教えます。
長い目で見ると、教育とは投資です。
目先の負担にとらわれず、先を見据えた先行投資が大切です。
教育に手間暇はかかりますが、投資という考え方を持ち、根気よく教育を施していくことが大切です。
教育に力を入れることで、部下はスムーズに働いてくれるようになります。
部下の教育に力を入れれば入れるほど、スムーズに働いてくれるようになり、自分の負担が軽くなります。
部下の教育に時間を取られても、それは一時的な負担です。
部下が育って仕事ができるようになれば、それだけ自分の仕事が軽減されて楽になります。
マイナスよりプラスのほうが大きくなり、結果として、時間管理がうまく回るようになります。
願わくは「自分の分身」を作るつもりで教育に力を入れてください。
部下が育ったら、そこで終わりにせず、どんどん大きな仕事を任せていきましょう。
部下は、大きな仕事を任されることでさらに成長します。
重い仕事や責任のある仕事も振れるようになれば、ますますリーダーの負担が小さくなります。
リーダーは、リーダーしかできない仕事だけに専念するのが得策なのです。