話を聞くときには、メモを取りましょう。
無駄な時間を減らすために欠かせない基本の1つです。
会社では上司や先輩から仕事を教わることがあるでしょう。
メモを取っていないと、聞いたことを忘れてしまい「もう一度聞く」という手間が発生します。
相手は同じことをもう一度説明しなければいけなくなり、お互いにとって二度手間となり、時間を奪う行為となるのです。
同じことを二度も三度も聞くことがあると、相手は「何度同じことを言わせるの?!」と心証を悪くするでしょう。
器の大きな人にも限界があります。
無駄な時間が生まれるだけでなく、あなたの評価が落ちることにもつながります。
こうしたことにならないためにも、人からものを教わるときはメモが欠かせません。
聞いたことをすべて書く必要はなく、大切なポイントだけメモを取れば十分です。
ど忘れの経験がない人はいません。
誰でもうっかり忘れることがあるもの。
どれだけ記憶力の悪い人でも、記録しておけば安心です。
一度メモを取れば、消したり捨てたりしないかぎり、未来永劫ずっと残り続けます。
記憶力より記録力を高めることです。
記憶力に自信がある人もいるかもしれませんが、油断は良くありません。
人は忘れる生き物であることを思い出してください。
忘れたことがない人は1人もいません。
10代や20代であっても、うっかり忘れることは日常茶飯事です。
記憶力に自信がある人も、そうでない人も、きちんとメモを取っておくのが良いでしょう。
日頃からメモの習慣があれば、突然ひらめいたアイデアをしっかり書き留めることもできます。
たかがメモ、されどメモ。
メモの習慣は、無駄な時間を減らす習慣なのです。