あなたは本番に強いほうですか。
それとも弱いほうですか。
本番に強いというなら素晴らしい。
理想的なことであり、言うことはありません。
今後もその意識を続けください。
得意な本番で素晴らしい結果を残していきましょう。
素晴らしい底力を発揮でき、新記録を出せるに違いありません。
問題は「本番に弱い」という場合です。
「本番に限って実力を発揮できない」
「本番前はいつも体調を崩してしまう」
「しっかり準備をしていても、本番となるといつもうまくいかない」
本番に弱い自覚があるなら、注意したいことがあります。
「本番に弱い」と思ってはいけません。
ネガティブな自己暗示がかかり、ますます悪化するからです。
本番に弱くても「本番に弱い」と思ってはいけません。
ネガティブな自己暗示がかかって、ますます本番前のストレスに弱くなります。
潜在意識に刻み込まれ、心の防御力が低下します。
本番に弱いと考えるだけで、心にも体にも悪影響が生まれます。
体調が悪くなくても、本当に悪くなります。
ストレス性の下痢を引き起こしたり、体調不良を招いたりします。
「本番に弱い」という思いは、不必要に緊張を高めてしまい、スムーズな実力の発揮を妨げます。
自信の喪失を招き、自己肯定感を下げてしまいます。
マイナスの作用があるだけで、プラスの作用は1つもありません。
「本番に弱い」と思えば思うほど、そのとおりの未来を招いてしまいます。
逆のことを考えましょう。
本番に弱い人は「本番に強い」と考えてください。
事実は忘れてください。
実際は本番に弱くても気にしません。
いったん頭を真っ白な状態にして忘れましょう。
いい意味で、自分に嘘をつくのです。
「本番に強い」と思えば、ポジティブな自己暗示がかかります。
ネガティブな自己暗示はNGですが、ポジティブな自己暗示ならOKです。
思い込みでいいのです。
思い込みでも本気で信じれば、本当にそうなります。
「自分は本番に強い人間だ」と何度も思っていると、だんだん心が強く変化していきます。
本番前の緊張が気持ちよく感じられ、ストレスをプラスに変えることができます。
潜在意識まで浸透していき、成功体質へと変化していきます。
本番に強いと思えば、本当に本番に強くなります。
嘘が本当になるのです。