毎日履く靴を替えましょう。
毎日同じ靴を履いていませんか。
特別考えることもなく、同じ靴を履くこともあるでしょう。
特にお気に入りの靴は「毎日履きたい」と思うところでしょう。
気持ちはわかりますが、人生を楽しくしたいなら、同じ靴を2日続けて履かないことが大切です。
なぜ同じ靴を2日続けて履かないのか。
まず一般的な理由としては「靴の経年劣化を抑える」という意味があります。
1日に足から出る汗の量は、コップ1杯分にも及びます。
1日履き続けた靴は蒸れていて、乾燥させる時間が必要です。
靴を休ませることで、においや雑菌の繁殖を抑えることができるため、靴を長持ちさせることができます。
靴の基本マナーであり、おそらくあなたもご存じでしょう。
しかし、同じ靴を2日続けて履かない理由は、それだけではありません。
実はほかにも重要な意味があります。
それは「1日を新しく迎える」という意味です。
昨日と同じ靴を履くと、昨日の倦怠感を引きずることになります。
疲れ、悩み、後悔です。
靴も人と同じです。
同じ靴を何日も履き続けるのは、長時間労働をさせているようなもの。
疲れが取り切れていない靴を履くと、靴は悲鳴を上げます。
「まだ疲れが取れていないよ。もう少し休ませてよ」
疲れが取り切れていない靴を履くと、足元から疲れが伝わります。
同じ靴を2日続けて履くと、昨日の倦怠感を引きずることになります。
精神的な面で新しい1日の始まりを妨げるのです。
昨日の倦怠感を引きずっていては、新しい1日を気持ちよく迎えることはできません。
1日を新しい気持ちで迎えるためにも、同じ靴を2日続けて履かないことが大切です。
「靴を履く」という行為も、儀式の1つです。
毎日靴を履き替えることで「気持ちのリセット」が働きます。
日付が変われば、新しい1日です。
毎日履く靴を履き替えると「今日も1日を頑張ろう!」という新鮮な気持ちになれます。
新鮮な気持ちになるからこそ、ポジティブ思考も働きやすくなり、1日がうまくいくのです。
お気に入りの靴があって、2日続けて履きたいときもあるでしょう。
そんなときは、同じ靴を2足買って交互に履けばいいのです。
そうすれば、同じデザインの靴を履きつつ、別々の靴を履くことになります。
2足分の靴を買うことになって費用は倍になりますが、無駄ではありません。
靴を1日以上休ませることができるため、靴も長持ちするようになって経済的です。
1足がダメになっても、もう1足あるので安心です。