執筆者:水口貴博

自分を高める30の方法

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「間に合うかな」と焦る時点でアウト。

「間に合うかな」と焦る時点でアウト。 | 自分を高める30の方法

「間に合うかな」

そう焦ったら、スポーツの審判員になったつもりで、自分にこう言い放ってください。

「アウト!」です。

「間に合うかな」と焦りながら現地に向かい、ぎりぎり間に合ったとします。

時間だけ見れば、ぎりぎりセーフです。

しかし、時間前に到着できたとしても「よかった」とは言いがたい。

「運がよかった」というだけです。

時間には間に合っていますが、余裕がありません。

移動中、何か少しでも遅延があれば、間に合わなかったでしょう。

「時間に間に合うかな」と焦る時点で、余裕がありません。

「間に合うかな」と焦る時点でアウトなのです。

「間に合えばいい」という考え方は、ぎりぎりの行動を増やす原因になる

「間に合えばいい」という考え方は要注意です。

油断が生まれるため、ぎりぎりの行動を増やす原因になります。

スムーズに移動できればいいですが、ちょっとでもトラブルがあると遅刻します。

公共交通機関の遅延はよくあることです。

急な体調不良でトイレに駆け込むこともあるでしょう。

思いも寄らないトラブルがあって、足止めを食らうこともあるはずです。

ぎりぎりで出発すると、移動中に何かあると、遅刻が確定です。

「こんなはずではなかった」と悔やむことになります。

いくら悔やんでも、遅刻をした事実は変えられません。

謝って相手は許してくれても、遅刻した事実は残ります。

「○○のせいです」と、つまらない言い訳をすることにもなります。

つまらない言い訳は、ますます相手の気分を害するだけです。

遅刻は、自己管理能力のなさの露呈につながります。

十分な余裕を持って出発する目安とは

十分な余裕を持って出発しましょう。

目安は「焦りを感じない程度」です。

十分な余裕を持って出発すれば、少しくらい遅れることがあっても平気でいられます。

時計とにらめっこすることはありません。

急ぎ足で歩く必要もありません。

はらはらして心拍数が上がったりすることもありません。

早めに到着して時間があれば、本を読んだり仕事の確認をしたりすればいいことです。

普段から余裕を持った行動をすることで、一つ一つの仕事を丁寧かつ確実に達成できます。

常に穏やかな気持ちでもいられるのです。

自分を高める方法(23)
  • 「間に合うかな」と焦る時点でアウトと考える。
  • 焦りを感じないくらい、十分な余裕を持って出発する。
小さな差を積み重ねていくことが、圧倒的な差につながる。

自分を高める30の方法

  1. 向上心を持つことも、向上の1つ。
  2. 相手の話を遮る人は、信頼関係を築けない。
    相手の話を最後まで聞ける人が、信頼関係を築ける。
  3. かっこつけるのはかっこ悪い。
    かっこつけないのがかっこいい。
  4. かっこいいから美学を持つのではない。
    美学を持つからかっこよくなる。
  5. 「なんだか品がある」という人は、背筋が伸びている。
  6. 抗菌グッズより免疫力を高めるほうが大事。
  7. 得意な分野がなければ、作る。
    得意分野を作るのに遅すぎることはない。
  8. 応援されないとできないことは、好きなことではない。
    才能は、応援されなくてもできるところにある。
  9. 「ありのままの私」とは「そのままの私」「何もしない私」のことではない。
  10. 決断力を鍛えたいなら、まず判断力を鍛えなければいけない。
  11. 高尚な人間を目指すより、低俗な人間を避ける。
  12. 「乱暴な言葉遣いは苦手」と言いつつ、自分の言葉遣いも乱暴になっていないか。
  13. 年齢を重ねるだけで、自然と性格が円くなるわけではない。
  14. 人の悪口を言うのはNG。
    自分の悪口を言うのもNG。
  15. 体調の良しあしと健康の良しあしは別問題。
  16. 孤独の時間は、避けるものではなく、求めるもの。
  17. 同じ靴を2日続けて履かない。
    昨日と同じ靴を履くと、昨日の倦怠感を引きずることになる。
  18. 立派に見せる人より、立派な行動する人になろう。
  19. 猫背が治らないのではない。
    治す気がないだけだ。
  20. 一切の言い訳をやめると、あなたの魅力は格段にアップする。
  21. 準備が間に合わなくても、うまくいくと信じる。
  22. 本番に弱くても「本番に強い」と思うことが大切。
  23. 「間に合うかな」と焦る時点でアウト。
  24. 小さな差を積み重ねていくことが、圧倒的な差につながる。
  25. 問題解決能力は大切。
    問題発見能力はもっと大切。
  26. 「口喧嘩」と呼ぶから印象が悪い。
    「本音のぶつけ合い」と呼べば、印象がよくなる。
  27. 社会人が1カ月に読む本は、1冊。
    月に2冊読むだけで「読書家」と呼ぶレベルに達する。
  28. 100分の1の人間になる方法。
  29. 10000分の1の人間になる方法。
  30. 1000000分の1の人間になる方法。

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