失敗したとき、自分を責めていませんか。
「失敗した自分が許せない」と考えていませんか。
たしかに失敗すると、自分が恥ずかしくなります。
特に簡単なことを失敗したなら、歯がゆい気持ちも倍増するでしょう。
「失敗した自分が許せない」と思うものです。
しかし「失敗した自分が許せない」と思うのはよくありません。
新しい後悔を増やすことになるからです。
不毛な時間が過ぎます。
気力や体力が削られます。
考えれば考えるほど、未練も出てきます。
元気がなくなると、ますます落ち込みから立ち直りにくくなります。
落ち込みがエスカレートして、自信もプライドもなくなって、いいことは1つもありません。
「人間失格」と思い込んで自分を責め続けていると、自己嫌悪に陥り、いつか精神を病んでしまうかもしれません。
「失敗した自分が許せない」と責めるのは、不健全でしかないのです。
「失敗した自分が許せない」と責めるのは、もうやめましょう。
「失敗した自分を許せない」と思うのではありません。
「絶対自分を許す」と思うのです。
「失敗した自分を許せない」と思う気力があるなら、そのパワーを「絶対自分を許す」という方向に向けてください。
失敗したら、失敗した自分を許していきましょう。
「人間だから失敗もあるよね」
「時にはうっかりすることもある」
「失敗することはよくあること」
「もう考えるのはよそう」
「大丈夫。きっと何とかなる!」
優しく自分を許していきましょう。
あなたの一番の理解者はあなたです。
まず自分で自分を許していきましょう。
大きな失敗なら、なかなか自分を許せないかもしれませんが、心を大きくして自分を許してください。
人間は、間違える生き物であり、失敗する生き物です。
間違いが多いなら「かわいい自分」と慰めればいい。
失敗したら「自分は人間なんだ」と安心してもいいくらいです。
失敗が多いなら「人間味にあふれる自分」と言い換えればいい。
許す理由は何でもOKです。
とにかく自分を許しましょう。
何が何でも自分を許しましょう。
とことんポジティブになって、許すことを徹底してください。
「絶対自分を許す」と思うことが大切です。