努力をすれば、報われるとは限りません。
きちんと努力をしても、うまくいかないことがあります。
努力に努力を重ねても、残念ながら、失敗に終わることも少なくありません。
失敗したとき、自分を責めていませんか。
「失敗した自分が許せない」と考えていませんか。
たしかに失敗すると、自分が恥ずかしくなります。
「自分はダメ人間だから幸せになれない」
自分の低い存在価値を嘆いていませんか。
平均より大きく劣っていることがあると、思いどおりにいかないことも多いでしょう。
運動神経が悪くても落ち込まないでください。
ときどき運動神経が悪いことを気にしている人がいます。
「運動神経に自信がありません」
すでにあなたは厳しい競争で1位を取ったことがあります。
それは日本一より厳しい競争であり、しかも命をかけた壮絶な戦いです。
「そんな競争をした覚えはない」と思うかもしれませんが、紛れもない事実です。
「私ってダメ」というセリフを耳にすることがあります。
ミスをしたとき「間違えちゃった。私ってダメね」と口にします。
勉強でうまく覚えられないと「全然覚えられない。私ってダメね」と口にします。
落ち込みから立ち直るためには「高い位置からの客観視」が役立ちます。
落ち込んだときは、高層ビルの上から自分を見下ろしているところをイメージしてみてください。
もう1人の自分がいて、高層ビルの上から地上にいる自分を見下ろしています。
人生では、うっかりつまずくことがあります。
不注意でつまずくこともあれば、ちょっとした障害でつまずくこともあるでしょう。
「つまずく=トラブル」ではありません。
弱い人は、弱くありません。
たしかに表向きは弱く見えるかもしれません。
体が痩せ細っている。
あるとき、自分の長所や得意に気づくことがあります。
「自分の強みがわかった。適性を発見できた。魅力がわかった」ということです。
秀でているところが見つかれば、さぞ嬉しくなるでしょう。
自分だけできないことを嘆いていませんか。
「自分だけ○○ができない」
自分だけできないことがあると、取り残された感じがあり、恥ずかしくなるでしょう。
いきなり大きな自信をつけようとするのは、注意が必要です。
自信は、身につけるプロセスによって、成り行きが大きく変わるからです。
もちろんすぐ大きな自信をつけることが不可能というわけではありません。
コミュニケーションが大の苦手という人がいます。
「昔から会話が苦手で悩んでいる」
「コミュニケーション能力が絶望的」
「才能」と聞くと、どんなイメージを浮かべるでしょうか。
突出したスキル、並外れた運動神経など、特別な能力をイメージするのではないでしょうか。
生まれつき絵や音楽が得意など、先天的な能力をイメージする人もいるでしょう。
「はあ、元気が出ないなあ」
大きなため息をついて、元気がない自分に悩むことがあります。
体がだるく、やる気が出ません。
あなたには、コンプレックスがありますか。
・音痴
・癖毛
誰かが間違ったとき「ばかだね」と笑うのはよくありません。
相手を侮辱することになります。
不快な気持ちにさせてしまいます。
なかなか仕事に取りかかれない原因は、意外な心がけかもしれません。
それは「最初から全力を出そう」という心がけです。
「最初から本気を出そう!」
あなたには弱みがありますか。
短所、弱点、コンプレックス。
平均より劣っていたり弱かったりして、苦手意識を感じることがあるでしょう。
1日の終わりには、今日の反省です。
仕事や人間関係の出来事を振り返り、自分の言動に間違いがなかったかよく考えます。
「今日もよい1日を過ごした」と満足することがあるでしょう。
あなたにとって自慢になることは何ですか。
「自分には強みもない」
「自慢になることなんてない」
あなたは自分の人生が好きですか。
気に入っていますか。
人にも家族にも環境にも恵まれた人生なら、幸福感も大きいでしょうが、中にはそうでない人もいるはずです。
本当の自分に気づきましょう。
私たちは、ポジティブな自分だけ認め、ネガティブな自分は否定しようとする傾向があります。
明るいときや元気なときの自分こそ「本当の自分」と考えようとします。
「仕事が遅い」
「歩くのが遅い」
「覚えるのが遅い」
夢とは何か。
夢とは、将来実現させたい願望です。
夢は、私たちに生きる力を与えてくれます。
やる気が出ないときは、心の中でぶつぶつ文句を言っています。
「またこの仕事をするのか」
「同じ仕事の繰り返しでつまらない」
トラブルが発生したとき、どう考えるか。
ここは、トラブルの成り行きを決める大事なポイントです。
トラブルが発生すれば、多くの人は慌てるでしょう。
幸せな日々を送るには、毎日笑うことが大切です。
笑顔があふれる日々は、幸せの象徴。
笑顔で挨拶をする。
自分を「最低な人間」と思うこともあるでしょう。
無能な自分に悲観したり、失敗に落ち込んだり、ひどいことをしてしまったりすることもあるでしょう。
しかし、どんなに自信がなくなっても、自分をけなすのはよくありません。
完璧にできなくても落ち込まないでください。
なぜ完璧でなければいけないと思っているのでしょうか。
「完璧でなければいけない」という考え方は幻想です。