あなたには弱みがありますか。
短所、弱点、コンプレックス。
平均より劣っていたり弱かったりして、苦手意識を感じることがあるでしょう。
弱みがあれば、とっさに隠したくなるかもしれませんが、その必要はありません。
むしろ弱みはさらけ出してしまいましょう。
話のネタにして、笑ってもらうのです。
あなたの短所・弱点・コンプレックスは、絶好のネタ。
人を楽しませる力があります。
「歌を歌うのが下手で、音痴です」
「私は泳ぐのが苦手です。10メートル泳ぐのもやっとですよ」
「スピーチが苦手。人前に立つと、固まってしまいます」
「私はお酒に弱いです。少し飲むだけで、すぐ顔が赤くなります」
「癖毛がコンプレックスになっています。さらっとしたストレートヘアに憧れています」
会話の自然な流れで話すタイミングがあれば、隠すのではなく、自分から話してしまいます。
笑われるのは恥ずかしく思うかもしれませんが、誤解です。
自分のことを笑ってもらえるのは幸せです。
相手に楽しい時間をプレゼントしたことになります。
あなたの弱みのおかげで、ほほ笑ましい時間を過ごせます。
人の弱みをばかにして笑うのはよくありませんが、自分で自分をネタにして笑うならOKです。
誰も不幸にすることはありません。
むしろ相手を楽しませることができます。
弱みがたくさんあるなら、ますます幸せです。
弱みがたくさんあるということは、笑いのネタがたくさんあるということです。
相手に楽しい時間をプレゼントできるだけではありません。
あなたの弱みには、親しくなる力もあります。
弱みをさらけ出すことは「自己開示」になります。
自分からプライベートな話を紹介することで、相手に好印象を与え、親しくなるきっかけにつながります。
あなたが弱みをさらけ出せば、相手は警戒心が薄れてガードを下げるので、相手も弱みをさらけ出しやすくなるでしょう。
お互いがプライベートな話がしやすくなるので、ますます仲良くなって、関係を深めやすくなるのです。
これらはすべて、あなたの弱みがあるおかげです。
だから、弱みがあるのは幸せです。
弱みには、デメリットもありますが、メリットもあります。
弱みのメリットに気づけば、今まで嫌いだった短所・弱点・コンプレックスが好きになれるでしょう。
卑屈に感じていた短所・弱点・コンプレックスが、誇らしくなるでしょう。
弱みは、あなたの個性であり、魅力でもあります。
弱みは、隠すよりさらけ出して、どんどん笑いに変えていきましょう。
弱みがあるのは幸せです。
あなたの弱みには、楽しませる力だけでなく、親しくなる力もあるのです。