人生では、うっかりつまずくことがあります。
不注意でつまずくこともあれば、ちょっとした障害でつまずくこともあるでしょう。
「つまずく=トラブル」ではありません。
つまずいても転ばなければいい。
つまずくことを大げさに考えすぎです。
体が少しよろけるだけです。
ペースやリズムが少し乱れるだけです。
すぐ大失敗につながるわけでもありません。
ペースやリズムが少し乱れるかもしれませんが、転ばなければ、まだまだ前に進めます。
遅れが出たとしても、少し頑張れば、すぐ挽回できます。
もし、つまずいて転んだとします。
「転んだら一大事」と思うかもしれませんが、誤解です。
転んでも大丈夫。
転んでも起き上がればいいことです。
小さなダメージなら、ばんそうこうを貼ればいい。
大きなダメージなら、回復するのを待てばいい。
迷惑をかけてしまったなら、素直に謝ればいい。
時間が解決することもあるでしょう。
肉体的ダメージであれ精神的ダメージであれ、人には自然治癒力が備わっています。
起き上がるのに少し時間はかかるかもしれませんが、しばらくすれば、普通の状態を取り戻せます。
起き上がれば、再びいつもどおり進めるようになります。
万一、起き上がれない状況に陥ったとしましょう。
起き上がれなければ絶望的に思えますが、誤解です。
起き上がれなくても這っていけばいい。
うつぶせになったまま、手足を地面につければ、少しずつ前に進めます。
もちろん前に進めるペースは遅くなりますが、少なくとも前進ができます。
ペースは遅いかもしれませんが、少しずつ前に進めます。
本気を出せば、這ったまま仕事もできるはずです。
起き上がれなくても、簡単に諦めないことです。
「まだ今は起き上がれない」というだけかもしれません。
這いつくばって前に進んでいくうちに、だんだん調子が出てきます。
そのうち奇跡が起こって、何かの拍子で起き上がれるようになる可能性もあるでしょう。
奇跡を起こすためにも、諦めないことが大切です。
とにかく諦めないことです。
「もう終わりだ」と思って諦めたら、本当に終わります。
人は、諦めさえしなければ前に進めます。
つまずいても大丈夫。
転んでも大丈夫。
起き上がれなくても大丈夫。
前に進める可能性はまだまだ残されています。
どんな状況でも、希望を持ちましょう。
1ミリでも前に進む気持ちを大切にしながら努力すれば、必ずよい未来が開けます。