執筆者:水口貴博

自分らしく生きる30の方法

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負けないとわからないことは、負けてみないとわからない。

負けないとわからないことは、負けてみないとわからない。 | 自分らしく生きる30の方法

負けて初めてわかることがあります。

自分が負けた悔しさや悲しさなどは、負けないかぎり絶対に経験できないし味わえないことです。

また「負けた原因」ということも、実際に負けてみないとわからないものです。

負ける原因がないということはなく、負けたからには必ず原因が存在します。

悔しさや悲しさ、負けた原因など、自分が負けたときに初めて現れる先生です。

勝ったときにしか出会えないことがあることと同じように、負けないと出会えないこともあるのです。

勝ったときには勝った人だけが経験できることがあります。

負けた人には、負けた人だけが経験できることがあります。

これはもはや「特権」です。

その経験をした人でないと出会えないことがあるということは、勝っても負けてもどちらも重要だということです。

もし負けたり失敗したりすれば、その悔しさを存分に味わっておきましょう。

そのときしか出会えないことは、そのときしか出会えません。

その瞬間しか表れない大切な存在です。

負けないとわからないことは、実際に負けてみないとわかりません。

この経験を大切にしてほしいと思います。

あなたが今つらいと感じていることは、誰でも感じることができるということではありません。

そういう経験をしているあなただけが得られる特別な経験です。

その経験の善しあしにかかわらず、経験をしないと学べないことは、その経験をしているあなたしか感じることができないのです。

今のうちに思う存分学べることは、学んでおいてください。

あなたしかできない経験なら、なおさら後から貴重になります。

私には大学受験に失敗し「浪人」という時期を送った経験があります。

私の人生の中でつらい思い出の1つでもあり、また自分の力になった大切な時期でもあります。

当時私は「自宅浪人」と言って、学校には所属せず自分の家で好きなだけ勉強するというスタイルを取っていました。

比較的、自己管理は得意だったこともあり、自分でスケジュールを組んで、好きな時間に好きなだけ勉強していました。

書くのは簡単ですが、当時は本当につらい時期だったのです。

まだ18、19歳だった私が家でこもりきりになる状態は、精神的におかしくなる寸前でした。

周りに友人がいなくて、自分の家で監禁されたかのような毎日を送っていると、本当に頭がおかしくなります。

まさにその経験は、経験者でなければわからないということです。

毎日同じ日の繰り返しで、勉強のことばかり考えています。

勉強は好きでしたが、毎日やっているとさすがに頭がぼうっとしてきます。

食事も不規則で、いつが朝食なのか昼食なのか曖昧な状態です。

そんな状態だったからこそ、自分でもやばいなと思いました。

どんどん深入りして、迷路をさまよっているようでした。

このときの経験はつらいものでしたが、その後の私の思考力に多大な影響を与えた出来事になりました。

私が今いろいろとたくさんの物事を書いているのも、ほとんどはそのときの経験をバネにしています。

つらい時期は、裏を返せば自分向上のためのバネにできる時期ということです。

自分らしく生きる方法(23)
  • そのときにしか味わえないことは、むしろチャンスであると考える。
ペースが速い人ではなく、ペースを崩さなかった人が最後に勝つ。

自分らしく生きる30の方法

  1. 自分らしさがわかっていて、初めて自分らしく生きられる。
  2. 自分らしく生きるとは、好きなことをやっていくということ。
  3. 利益を追い求めてしまうと、やりたいことがわからなくなってしまう。
  4. こっそりしていることが、あなたの本当の好きなこと。
  5. 好きなことをやっていると、失敗さえも嬉しく感じてしまう。
  6. 今の小さな積み重ねが、将来の花になる。
  7. 目的があるから目標がある。
  8. 楽しそうだからやろう。
  9. 思い立ったら吉日。
  10. 楽しいことに、楽しいことを重ねてみよう。
  11. 「失敗してもいい」と思えば、行動ができるようになる。
  12. 自分のためにやれば、勉強も楽しくなる。
  13. 自分が体験したことが、一番頼りがいがある。
  14. 「うまくいかないかもしれない」と思っていると、本当にうまくいかなくなる。
  15. 思い切って生きると、自分をもっと思いきれる。
  16. 若さは、それだけで強さになる。
  17. 自分らしく生きるためには、周りに振り回されないこと。
  18. 選択肢を狭めているのは、実は自分。
  19. 1人になったときの自分が、本当の個性。
  20. 直感的に感じたら、それを信じよう。
  21. 泣きたいときには、泣こう。
    笑いたいときには、笑おう。
  22. 自己中心も、突き詰めれば、奉仕になる。
  23. 負けないとわからないことは、負けてみないとわからない。
  24. ペースが速い人ではなく、ペースを崩さなかった人が最後に勝つ。
  25. いらない部分はどんどん捨てる。
    最後に残ったものが本当のあなた。
  26. 量をこなして、初めて個性が成長する。
  27. 人間には、最高はあっても、限界はない。
  28. 壁を乗り越えるための手段は2つ。
    「実力」をつけるか「方法」を知るか。
  29. 「やらされる」から「やる」へと変えよう。
  30. 人生における目的と目標の極論は「何のために生きるのか」ということ。

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