執筆者:水口貴博

犬を上手にしつける30の方法

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いろいろ音を聞かせて慣れさせることは、犬の落ち着きに直結する。

いろいろ音を聞かせて慣れさせることは、犬の落ち着きに直結する。 | 犬を上手にしつける30の方法

犬に慣れさせるのは、車の往来だけではありません。

人の住む社会で共存するためには、ほかにも多くの音が存在しています。

踏切や電車が走る音。

ステレオから流れるリズミカルな音楽。

テレビやラジオから聞こえる人の声。

掃除機や洗濯機の音。

自然界に存在する雨・風・雷のような自然音です。

手間はかかりますが、すべて慣れさせることが必要です。

慣れていないと、急に吠えたり、走り回ったりします。

ゆっくり段階的でかまいませんので、音を聞かせる機会を作りましょう。

散歩のとき、一緒に電車を見に行きます。

部屋で一緒にステレオから流れる音楽を聴きます。

洗濯機や掃除機が動く音を聞かせてあげましょう。

聞かせるときも、驚かせるように聞かせるのではありません。

必ず飼い主がそばにつき、頭をなでながら「怖くないよ。面白い音だね」と笑みを浮かべながら話しかけるといいでしょう。

音に対してマイナスの印象を持たせないようにするためです。

このようにいろいろ音を聞かせて慣れることも勉強であり、しつけの一環です。

人間でもそうですが、慣れているかどうかは「落ち着き」と直結します。

すでに知っていることやわかっていることなら、慌てふためくこともなく落ち着いた成犬へと成長を遂げるのです。

犬を上手にしつける方法(8)
  • いろいろ音を聞かせて、慣れさせる。
おとなしい子犬が、生後6カ月を過ぎたくらいから、急に吠え始める理由。

犬を上手にしつける30の方法

  1. 犬を飼い始めれば「しつけの義務」が発生する。
  2. マナーの悪い犬は悪くない。
    本当に悪いのは、しつけをしない飼い主。
  3. しつけの合図は、統一する。
  4. 家族間で、犬へのしつけのルールを統一させておく。
  5. 犬を上手にしつけるとき、最低限押さえておきたい3つのポイント。
  6. 「痛み」ではなく「快感」を与えてしつければいい。
  7. 犬のしつけは、真っ正面に立ってすること。
  8. いろいろ音を聞かせて慣れさせることは、犬の落ち着きに直結する。
  9. おとなしい子犬が、生後6カ月を過ぎたくらいから、急に吠え始める理由。
  10. 犬には「少しでも早く、できるだけたくさん食べる」という習性がある。
  11. 飼い主と犬との食事の順番は、主従関係に影響する。
  12. 犬に与える餌の量と回数の目安。
  13. どんな犬とでも、すぐ友人になる方法がある。
  14. 犬を高いところに上げない。
  15. 飼い主の聖域に、犬を踏み込ませない。
  16. いろいろな人に会わせるのも、しつけの1つ。
  17. 散歩は、必ず飼い主が先行して歩く。
  18. おねだりには、むやみに応じないほうがいい。
  19. 犬の体臭は、身分証明と同じ役割を果たす。
  20. 食事中にかまってやると、うなり始める理由。
  21. どんなに年を取っても、散歩は必要。
  22. 不意に喉に詰まらせないように、注意する。
  23. 湿った犬の鼻は、むやみに拭き取らなくていい。
  24. 犬を褒めたり叱ったりするのは、行動直後が一番いい。
  25. 2階建ての家に潜む、見落としやすい危険ポイント。
  26. 犬が飼い主の顔をなめるのは、喜びや甘えのサイン。
  27. 「幼犬」と「成犬」とでは、かじる意味が少し異なる。
  28. 犬が嫌がる部分でさえ、触られるのに慣れさせておく必要がある。
  29. 慣れているはずの車を、なぜか嫌がる犬の本当の原因。
  30. 場所と時間を変えて、環境の変化に対応させる。

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