道端を歩いていると、わんわんとうるさく吠える犬を見かけることがあります。
見かけはかわいい犬なのに、しつこく吠えてくる犬に遭遇したことはありませんか。
「友人になりたいなあ」
近づいて頭をさすってやりたいところですが、ためらいます。
けたたましく吠えると、近づきたくても近づけません。
そんなとき、私がいつもしていることがあります。
どんな犬とでもすぐ仲良くなる方法があります。
餌を差し出して「よしよし、いい子だね」と言いながら、ゆっくり近づけばいい。
もちろん驚かさないように、優しい表情でゆっくり近づくようにしましょう。
わんわんと吠える犬の顔つきが変わり、近づくことを許してくれ、すぐ友人になれるはずです。
犬にとって餌を得るのは、自分が生きるための死活問題につながります。
犬は、そんな餌を差し出してくれる人は、自分の味方だと考えます。
餌を差し出してくれる人を噛んだりしません。
噛んでしまうと、自分がもらえる餌を失い、命の危機にさらされるからです。
むしろ自分にとって必要な人だと思い、餌を差し出してくれる人は仲間意識を持ち、なつきやすくなります。
犬に限らず、あらゆる動物がそうです。
猫でも、ウサギでも同じ方法が使えます。
食欲は、緊張を緩め、親近感を持たせる効果があるのです。