「お座り!」
「お手!」
「待て!」
「伏せ!」
飼い主が望んだとおりに行動してくれたとき、言葉が通じたかのように感じ嬉しいです。
まずは、すぐ褒めるようにしましょう。
褒めれば褒めるほど、しつけが身につきやすくなります。
褒められると嬉しいのは人間だけでなく、犬も同じです。
言葉は理解しなくても、飼い主が「いい子だね」と笑顔で言う様子は、犬にきちんと伝わります。
また褒められたいから、褒められるような行動を取るようになります。
ただ褒めるばかりではありません。
犬へのしつけがうまくいくかどうかは「すぐ褒めること」こそが重要な鍵を握ります。
たった10秒でも時間を置いてしまうと、犬は何のことで飼い主が喜んでいるのか理解しづらくなります。
直接、人の言葉が理解できない分、いいことをした直後に褒めることを徹底しましょう。
望んだとおりの行動をした直後に褒められるからこそ「これでよかったんだな」ということを、直感的に理解できるようになります。
また、逆に叱るときも同じです。
悪いことをしたときも「すぐ」叱るのがいい。
「ダメ」という言葉を厳しい表情で言うと、犬は「これをやってはいけないのだ」と直感的に理解するようになります。
もちろん叩いたり蹴ったりなどの暴力ではなく、あくまでも言葉や態度で伝えるようにしましょう。
褒めるときは「笑顔」と「喜びの言葉」。
叱るときは「険しい表情」と「厳しい言葉」です。