執筆者:水口貴博

苦手意識を克服する30の方法

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「これは私のものだ」という所有欲が、ばらばら事件を引き起こした。

「これは私のものだ」という所有欲が、ばらばら事件を引き起こした。 | 苦手意識を克服する30の方法

ジグソーパズルは、初めは1枚の絵です。

完全であり、完璧な絵が初めから出来上がっています。

しかし、後から人間がその絵に線を引っ張って、小さく分けてしまいます。

1枚の絵がばらばらになってしまったのです。

地球と同じではありませんか。

地球はそもそも1つなのに、後から境界線を引っ張ってしまい、ばらばらにしてしまいました。

なぜこれほど世の中にたくさんの境界線が引っ張られることになったのかというと、人間が原因です。

「これは私のものだ」という所有欲のために、たくさん線が引っ張られるようになったのです。

私のもの、私の部屋、私の土地、私の町、私の国。

地球のばらばら事件の原因は、人間の所有欲が原因です。

いざこざ、喧嘩、対立、戦争の大本の原因は、人であり、所有欲なのです。

地球が生まれたばかりの創世記では、土地の権利などありませんでした。

どこが誰の土地で、ここは誰の土地かという区別はなく、地球1つをみんなで共有していました。

しかし、人が進化すると、次第に欲も強くなります。

所有欲のために、後から土地に線が引っ張られるようになりました。

今では、アパートにたくさんの壁という境界を作り「ここからここまでは私のもの」という「自分の空間」を作っています。

そういう自分の部屋という空間は、どれも制限的です。

区切って小さな単位にしているのですから、どれも狭く制限があります。

そもそも「私の家」というのは、所有欲から発生する境界線を作る作業なのです。

最初から私の家があるのではありません。

もともと土地はあり、人間たちが所有欲から奪い合いが生まれ、境界線が生まれたのです。

苦手意識を克服する方法(15)
  • 所有欲を少なくし、境界線をなくしてしまう。
捨てれば捨てるほど、不思議なことに豊かさが手に入る。

苦手意識を克服する30の方法

  1. 嫌いなことは、しなくていい。
    むしろ、してはいけない。
  2. プラス思考になろうとすることは、自分に嘘をついている姿である。
  3. 嫌いなことをしていると、嫌いな分野がもっと増えてしまう。
  4. 好きなことにも、波及効果がある。
  5. 本当に好きなことをしていると、困難を乗り越える努力とは無縁になる。
  6. 好きなことをしていると、自然とプラス思考になる。
  7. 世の中の出来事は、あなたの心が映し出された姿。
  8. 行動力は、好きという気持ちの大きさに比例する。
  9. コンプレックスほど、強いバネはない。
  10. 年を取れば、涙もろくなる。
  11. 「好き嫌い」を分ける心こそ、病気である。
  12. オリンピックの本当の目的は、1つであることに気づいてもらうため。
  13. 男と女は、別々ではない。
    1つのセットである。
  14. 境界線を見ているうちは、まだ夢の中である。
  15. 「これは私のものだ」という所有欲が、ばらばら事件を引き起こした。
  16. 捨てれば捨てるほど、不思議なことに豊かさが手に入る。
  17. 悩みは手に入れることで解決するのではない。
    捨てることで解決するのだ。
  18. 分けてはいけない。
    ありのままを素直に飲み込む。
  19. あなたが思っている好きも嫌いも、正体は「記憶」だった。
  20. 善悪は、初めからあるのではない。
    人間が作り出した幻である。
  21. つながりのない関係はない。
  22. 無限=1つも無い。
  23. 現実に問題があるのではない。
    自分の心に本当の原因があった。
  24. 経験そのものが問題ではない。
    受け止め方が問題なのだ。
  25. 親が、素晴らしくないわけがない。
  26. プラス思考にならなくてもいい。
    すべては、初めからプラスだから。
  27. 苦しみから逃れようとする力は、強大である。
  28. すべての人には、必ず才能が与えられている。
  29. 受け止め方により、プラス・マイナスが決まる。
  30. 頭がよくなると、人を裁くようになってしまう。

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