執筆者:水口貴博

苦手意識を克服する30の方法

19

あなたが思っている好きも嫌いも、正体は「記憶」だった。

あなたが思っている好きも嫌いも、正体は「記憶」だった。 | 苦手意識を克服する30の方法

好きなことを突き詰めていけば、嫌いなことが好きに変わります。

興味のある分野が増え、嫌いなことも包み込んでしまうようになるからです。

嫌いを好きに変える方法で、好きに変えたとします。

好きなことが増えて、幸せに囲まれたような感覚になります。

好きなことがたくさんあるということは、大いに結構なことです。

しかし、好きも幻であることに気づきましょう。

人間が、記憶によって作り出された幻想なのです。

ある人がいる。

その人が突然、あなたに暴力を振るった。

すると、あなたはその人のことが嫌いになるでしょう。

暴力というマイナスの記憶ができたからです。

精神的外傷になることもあります。

ある人が、あなたのことを「助けたい。協力したい」と言ってきたとします。

自分の力になってくれる人なら、あなたも好きになるでしょう。

プラスの記憶ができたからです。

過去にどのような出来事があるかによって、記憶ができます。

記憶によって、物事を判断してしまうようになります。

人間は、記憶によってできているのです。

好きなことを突き詰めていけば、嫌いなことが好きに変わる方法は、表面的な方法です。

嫌いな記憶を、たくさんの好きな記憶で、塗り替える方法です。

たしかに効果はありますが、表面的な方法であり、根底は改善されていないのです。

苦手意識を克服する方法(19)
  • 好き嫌いの感情は、記憶によって作られていることに、気づく。
善悪は、初めからあるのではない。
人間が作り出した幻である。

苦手意識を克服する30の方法

  1. 嫌いなことは、しなくていい。
    むしろ、してはいけない。
  2. プラス思考になろうとすることは、自分に嘘をついている姿である。
  3. 嫌いなことをしていると、嫌いな分野がもっと増えてしまう。
  4. 好きなことにも、波及効果がある。
  5. 本当に好きなことをしていると、困難を乗り越える努力とは無縁になる。
  6. 好きなことをしていると、自然とプラス思考になる。
  7. 世の中の出来事は、あなたの心が映し出された姿。
  8. 行動力は、好きという気持ちの大きさに比例する。
  9. コンプレックスほど、強いバネはない。
  10. 年を取れば、涙もろくなる。
  11. 「好き嫌い」を分ける心こそ、病気である。
  12. オリンピックの本当の目的は、1つであることに気づいてもらうため。
  13. 男と女は、別々ではない。
    1つのセットである。
  14. 境界線を見ているうちは、まだ夢の中である。
  15. 「これは私のものだ」という所有欲が、ばらばら事件を引き起こした。
  16. 捨てれば捨てるほど、不思議なことに豊かさが手に入る。
  17. 悩みは手に入れることで解決するのではない。
    捨てることで解決するのだ。
  18. 分けてはいけない。
    ありのままを素直に飲み込む。
  19. あなたが思っている好きも嫌いも、正体は「記憶」だった。
  20. 善悪は、初めからあるのではない。
    人間が作り出した幻である。
  21. つながりのない関係はない。
  22. 無限=1つも無い。
  23. 現実に問題があるのではない。
    自分の心に本当の原因があった。
  24. 経験そのものが問題ではない。
    受け止め方が問題なのだ。
  25. 親が、素晴らしくないわけがない。
  26. プラス思考にならなくてもいい。
    すべては、初めからプラスだから。
  27. 苦しみから逃れようとする力は、強大である。
  28. すべての人には、必ず才能が与えられている。
  29. 受け止め方により、プラス・マイナスが決まる。
  30. 頭がよくなると、人を裁くようになってしまう。

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