家族のことが嫌いと言っている人は「自分も嫌いだ」と言っていることになります。
「自分のことが好き」ときれい事を言っている人でも、家族をけなしたりする人は、同時に自分もけなしていることになるのです。
自分を生んで、育ててくれたのは父親であり、母親だからです。
親を侮辱する人は、自分を侮辱しているのと同じです。
本当に自分のことが好きだと感じていれば、必ず父と母にも感謝という気持ちが出てきます。
そんな自分を生んで、育ててくれたのは父親であり、母親だからです。
親に感謝をするとき、自分を素晴らしいと認めたということです。
あなたが愛車を素晴らしいと認めるとき、作ってくれた機械工の人たちも素晴らしいと認めたことになります。
同じように、自分を素晴らしいと認めるということは、生んでくれた親も素晴らしいということです。
狭い視野で物事を見ていると、自分一人のことしか考えなくなります。
しかし、大人になり、視野を広く、視点を高くして考えると、考えが変わります。
自分の周りには、父と母、祖父と祖母のほか、数多くの恩師や友人たちの存在に気づきます。
支えや協力があって、今までやってこられているのだと気づくようになるのです。