公開日:2008年9月13日
執筆者:水口貴博

ポジティブ思考になる30の方法

  • 私たちは、
    ポジティブ思考という勉強が、
    ぽっかり抜けている。
ポジティブ思考になる30の方法

私たちは、ポジティブ思考という勉強が、ぽっかり抜けている。

幸せになるために必要なのは、知識ではありません。
たしかに知識は、世の中を生きるために役立ちます。
国語がわかれば、読み書きがスムーズにできます。

「積極的な人間関係」でポジティブになる。

ポジティブになっている人には共通点があります。
「積極的な人間関係」という共通点です。
積極的に話しかけたり、プレゼントをしたり、助けたりして、積極的な人間関係を心がけています。

相手を変えようとすると、うまくいかない。
自分を変えようとすると、うまくいく。

あなたは、人間関係の改善のために、どう心がけていますか。
人間関係をよくするために、2通りの方法があります。
(1)相手を変える

ポジティブになれない原因は、行動しないから。

ポジティブになれない人の共通点があります。
ずばり、行動しないことです。
行動しないのにポジティブになれないのは、なぜでしょうか。

「どうせできない」はネガティブになるおまじない。
「何とかなる」はポジティブになるおまじない。

言霊ことだま」という言葉があるように、言葉には霊が宿り、力があるとされています。
あなたが口にする言葉は、すべて魔法の力を持った「おまじない」です。
ネガティブな人には、共通の口癖があります。

気持ちはなくていいから、とにかく癖にしてしまう。

「何とかなる」というポジティブになるおまじないを口にすると、どんどん気持ちが明るくなります。
自分の周りにある悪い気を追い払い、明るいオーラを作り出します。
さて、問題なのは、どう口にするかです。

スランプは、休憩する場所であり、成長が振り出しに戻らないための熟成期間。

階段は、だんだん右肩上がりになりますが、あるところで「踊り場」という平坦へいたんな部分があります。
階段の踊り場は何のためにあるかというと、2つの意味があります。
(1)適度に休憩するための場所

ヨットは、風がないと進めない。

海に浮かぶヨットは、前に進むために、風が必要です。
風がなければ、完全に動きが止まって、前にも後ろにも進めなくなります。
あなたに向かってくるストレス・批判・クレームも、すべて前に進むための風です。

ネガティブな人は、複雑に考える。
ポジティブな人は、シンプルに考える。

ネガティブな人は、複雑な話が大好きです。
複雑な話をすれば、周りの人が引いて、尊敬されると思っています。
しかし、周りの人が引いてしまうので、友人ができにくくなります。

難しいことは、シンプルに考え直してから、取りかかればいい。

本当にポジティブな人は、難しい話をできるだけシンプルに考えようとします。
難しいことは考えないほうがいいですが、仕方ないときがあります。
受験勉強や会社での仕事など、難解で複雑な内容があります。

ネガティブな人は、部分的にしか見ない。
ポジティブな人は、全体的に見てから部分的に見る。

ネガティブな人は、丁寧で慎重です。
これだけ聞けば「素晴らしいではないか!」と思います。
しかし、丁寧で慎重であるゆえに「物事を部分的に見る癖」があります。

丸くなるばかりではいけない。
少しくらいかどがあったほうがいい。

人とぶつかるのは、あなたにかどがあるからです。
かどとは、主張であり、偏見であり、見栄であり、体裁であったりします。
若いころはかどがたくさんあり、頻繁に人とぶつかってしまいます。

コンプレックスは直してはいけない。
直したら、普通の人になってしまう。

「ベルジュバンス」という弱酸性のパーマ液を開発した、山崎伊久江さん(1918年~2004年)という方がいました。
通常、パーマ液といえば、アルカリ性です。
髪にパーマをかけるためには、パーマ液で髪のシスチン結合を一度切り離して、結合し直す必要があります。

初めからできる人は誰もいない。
習得の基本は真似から。

漫才師が師匠に弟子入りをして、師匠の真似をしながら芸を覚えるという師弟関係があります。
漫才という特殊な技能は、弟子として入門し、師匠の芸を間近で見て覚えるのが、一番効率がいいからです。
実力のある漫才師ほど、若いころに漫才師の弟子として入門し、巨匠と生活を共にしたという人が多いです。

目先のことだけにとらわれない生き方をする。

元気がない状態は、船酔いと同じです。
ゆらゆら揺れている今現在に、船酔いをしています。
だから気分が悪くなり、吐きそうになります。

ネガティブな人は成功を求める。
ポジティブな人は失敗を求める。

人気者と言えば「成功している人」と思われがちです。
たしかに成功すれば、人より優位になり、たくさんの注目を集められることでしょう。
しかし、成功ばかりを語っていては、自慢話になります。

うまくいったら、それでよし。
うまくいかなくても、それでよし。

若いころの失敗は、大げさに考えがちです。
私は失恋したとき「人生はもう終わりだ」と嘆きました。
学校のガラスを割ってしまったとき「もう生きていけない」と落ち込みました。

お金はなくてもいい。
手を挙げる勇気さえあればいい。

ヒッチハイクで、ユーラシア大陸を縦断した人がいます。
ヒッチハイクとは、道端で手を挙げて、通りがかりの車に便乗させてもらい、乗り継ぎながら目的地まで行くことを言います。
近い距離ならまだわかります。

公表しなければ、死んでいるも同然だ。

アメリカには「パブリッシュ・オア・ペリッシュ(Publish or Perish)」という言葉があります。
「公表しなければ、死んでいるも同然だ」という意味です。
研究ばかりをして公表をしない研究者や学者に対して、よく使われる言葉です。

タイミングも大切。
それ以上に大切なのは、始める早さ。

「いつからトレーニングを始めたか」
そうオリンピックのメダリストに質問したとき「幼い頃から」と返ってくるのが定番です。
小学生のころから始めたという回答は普通です。

暗い時期は、暗いからこそできる仕事に専念すればいい。

私たちは、夜がやってきても、怖くありません。
夜が来ても、いずれまた日が昇ることを知っているからです。
そういうものだと知っているだけで、うろたえることがなく、安心して夜を迎えることができます。

表と裏はあって当然。
どちらも本当のあなた。

100円玉には、表と裏があります。
さて、あなたに質問です。
100円の表と裏は、どちらが本物でしょうか。

伝説に残るヒーローほど、物語は悲劇から始まる。

偉人の伝記を読んでいると、ある共通点に気づきます。
物語は、いつも不幸から始まっていることです。
テレビ・漫画・アニメ・映画など、どれもそうです。

周りに行儀の悪い人ばかりがいるのだとしたら、素晴らしい反面教師がそろっているということ。

人間関係に悩んでいる人がいます。
その人は、行儀の悪い人に囲まれて、苦しんでいます。
「何て私は人間関係に恵まれていないのだろう。もっと素晴らしい人に恵まれたい!」

好きなことだけやっても一生。
嫌いなことだけやっても一生。

一生は、一度しかありません。
当然のことですが、いま一度、真剣に考えてみましょう。
嫌いなことをやっても一生ですが、好きなことをやっても一生です。

条件を前向きに捉え、よい方向へ考える。

コップに半分の水が入っているとしたら、あなたはどう考えますか。
・水が半分しか入っていない
・水が半分も入っている

自分のことを一番よく知っているのは自分。
自分で自分を褒めればいい。

あなたのことは、誰よりあなたが一番よく知っています。
日々の悩みや苦労など、一生懸命になっていることがあります。
頑張ってうまくいかなくても、ほかの人はあなたの努力を理解してくれないかもしれません。

幸せは、手に入れることで感じるのではない。
すでに手にしていることで感じるもの。

手にすることに、幸せを感じていませんか。
幸せは「すでに手にしていること」に対して感じるものです。
私は以前、物を手に入れることで幸せを感じる人間でした。

ポジティブは、頭で考えるものではない。
顔から作り出していくもの。

七福神、いわゆる福の神は、いつもにこにこ笑顔です。
あなたは福の神と、会って話したこともなければ、どのような性格の人かもわかりませんね。
「福の神はどんな人?」と聞かれても、実際のところ、具体的にはわからないはずです。

道を究める生き方こそ、安定した生き方。

テレビで人気がある芸能人は「最も好きな芸能人ランキング」と「最も嫌いな芸能人ランキング」の上位の人たちです。
ギネス世界記録集を眺めると、さまざまな記録があります。
面白いのは、どれも最高か最低という記録ばかりである点です。

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