若いころの失敗は、大げさに考えがちです。
私は失恋したとき「人生はもう終わりだ」と嘆きました。
学校のガラスを割ってしまったとき「もう生きていけない」と落ち込みました。
親・先生に叱られたとき「自分の人生はついていない」と自分の人生を恨みました。
しかし、不思議なことに、大人になるほど「つらい思い出」ほど「いい思い出」に変わります。
つらい思い出ほど大きな学びがあり、人生に役立つからです。
たしかにつらい思い出は、ないほうがいいかもしれません。
しかし、人生は、つらい思い出があったほうが、必ずよくなります。
むしろ「もっといろいろ行動して、たくさんのつらい思い出を作っておくべきだった」と思いました。
若いころの命に関わらない軽微な失敗は、いくらしても、しすぎることはありません。
あなたも大人になったとき「もっと行動しておくべきだった」と必ず後悔するでしょう。
「好きな人に告白して振られた後悔」より「好きな人に告白しなかった後悔」のほうが、ずっと尾を引き続けます。
行動するなら、今がチャンスです。
うまくいったら、それでよし。
うまくいかなくても、それでよしです。