ネガティブな人は、丁寧で慎重です。
これだけ聞けば「素晴らしいではないか!」と思います。
しかし、丁寧で慎重であるゆえに「物事を部分的に見る癖」があります。
もちろん仕事によっては、1つずつ確実・丁寧に進める仕事もあります。
この性格は適材適所によっては、有効です。
しかし、もし「物事を部分的に見る癖」ばかりでなく「部分的にしか見ない」という癖があれば、話は変わります。
まさに「木を見て森を見ず」という状態です。
「部分的にしか見ない」のは、疲れやすいばかりでなく、効率も悪くなります。
森があれば、一つ一つの木を見ます。
たくさんあるので、一つ一つに注意が向いて、疲れやすくなりますね。
全体像がわからないので現在地がわからず、同じところをぐるぐると回っている可能性も出てくるでしょう。
それでは元気も奪われ、だんだんネガティブな気分になります。
しかし、ポジティブな人は、全体を一目で見ます。
部分的に見ないわけではありません。
「全体を見てから部分を見る」という順番があります。
森を見てから、木を見ます。
森の中で迷子になることもなくなります。
全体像が把握できているので、不安やストレスも少なくなります。
部分的に見るのは、全体を見た後からにすればいいのです。