「いつからトレーニングを始めたか」
そうオリンピックのメダリストに質問したとき「幼い頃から」と返ってくるのが定番です。
小学生のころから始めたという回答は普通です。
なかには、幼稚園に入園する前から始めた人もいます。
スポーツに限らず、勉強も同じです。
東京大学に合格する人に「いつから本格的な試験対策を始めたか」と聞くと、かなり早い時期が通例です。
優秀な会社経営者も、若いころから起業している人が多いようです。
もちろんすべてがこの限りではありませんが、多くのケースで当てはまります。
法則の問題ではなく、考えてみれば当たり前のことです。
早い時期から始めることは、それだけ時間にも資金にも余裕があり、立場が有利になります。
成功するためには、タイミングだけの問題ではありません。
始める早さの問題です。
もちろんタイミングも大切ですが、それ以上に大切なのは始める早さ。
明日になって始めるより、今すぐ始めたほうが、成功率も達成率も高くなります。
好きな人に明日告白しようと思っても、今日ほかの誰かが告白して、先に付き合ってしまうかもしれません。
悲しいかな、人生とはそういうものです。
チャンスは早い人順であり、早い者勝ちです。
あなたは、ベストタイミングを待っているのではないでしょうか。
ベストタイミングは、そもそも「今」です。
もたつく暇があれば、勇気を持って今すぐ行動するほうが、誰より早く幸せになれます。