執筆者:水口貴博

人生を豊かにする30の習慣

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握れば拳。開けば手のひら。

握れば拳。開けば手のひら。 | 人生を豊かにする30の習慣

私は日本のことわざが大好きですが、特に気に入っている言葉があります。

ぜひ、紹介をさせてください。

『握れば拳。開けば手のひら。』

拳も、手のひらも、手であることには変わりありません。

手そのものは問題ではなく、使い方によって、その役割はまったく変わってしまうことです。

私はこの言葉の意味を振り返るたびに、使い方の重要性をあらためて噛み締めます。

人の手は、年齢や国籍に関係なく、5本指です。

もちろん子どもの手は小さく、大人の手は大きく、黒人の手は黒く、白人の手は白いといった違いはあります。

しかし、大きさや色は、関係ありません。

手のひらをどう活用するかが、最も大切なことなのです。

手のひらを握り締め、拳を作ってください。

手は喧嘩をするための武器になります。

人を傷つけ、泣かせ、悲しませるための武器です。

次に手をぱっと開いてみましょう。

人と仲良く握手をするための手のひらへと変わります。

握手は人と人とを結びつけ、新しい出会いを作ります。

もはや、手の大小や色の違いは、まったく関係ありません。

手のひらをどう活用するかが、ポイントなのです。

自分の素質に悩んでいても、大した問題ではありません。

頭が悪い。

かわいくない。

身長が低い。

肌が黒い。

そうした悩みは、外見しか捉えていないということです。

単なる見た目ではなく、どう活用するかを考えましょう。

頭が悪いなら、人一倍たくさん勉強をするという根気をつければいいのです。

かわいくないから、外見や体ばかりを求めた男性を追い払えます。

身長が低ければ「小さくてかわいい」という見方ができます。

肌が黒くても、だからとはいえ人生に大きな支障が出るわけではありません。

『握れば拳。開けば手のひら』です。

手のひらが問題ではありません。

手のひらをどうするかが問題です。

「あなたをどう生かすか」が、重要なのです。

人生を豊かにする習慣(2)
  • 自分の生かし方を考える。
恨みは、必ず自分に跳ね返ってくる。

人生を豊かにする30の習慣

  1. 人生とは、大きなピラミッド。
    「行動」という小さな石(意志)から成り立っている。
  2. 握れば拳。
    開けば手のひら。
  3. 恨みは、必ず自分に跳ね返ってくる。
  4. 腹は立てない。
    義理を立てる。
  5. 格言を会話の中に取り入れると、話に説得力が出る。
  6. 記念日は、あなたと相手がより深く仲良くなるチャンス。
  7. 勉強では、学びより姿勢が大切。
  8. 結果をすぐ求めない。
  9. 継続する学習こそが、成長の王道である。
  10. 忙しいと言う人は、本当に忙しい人ではない。
    面倒くさいやりとりから逃げているだけである。
  11. ごめんなさいという機会は、あなたの欠けている部分を知る機会。
  12. 初めて会う人とも、楽しい会話ができるようになろう。
  13. 人違いは、出会いのきっかけ。
  14. 早起きする人は、みんな、素晴らしい人ばかり。
  15. ヒマワリの積極性を学ぼう。
  16. 100パーセントを求める癖をやめよう。
  17. 「テキトウ」に考えることが、最も「適当」である。
  18. 人の為(ひとのため)と書いて「偽(いつわり)」と書く。
  19. 自分の願望のために生きると、私利私欲の道に走ることになる。
  20. むかっとしたときこそ、あなたの本性が現れる。
  21. 過去は、変えることができる。
    今を素晴らしくすることで、過去も素晴らしくなる。
  22. 下から上を見て、判断するのではない。
    上から下を見て、判断するのだ。
  23. いらない物を捨てると、福がやってくる。
  24. スッピンの顔には、花がなくても、安心がある。
  25. 仮面をかぶって、生きていませんか。
  26. ためらいは、神様からの「まだ早すぎますよ」という警告。
  27. 本当の勉強とは、意識を高めることである。
  28. 断り上手は、世渡り上手。
  29. 前を進むときには、後ろを確認しよう。
  30. 人生は、丸くなるための旅路である。

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