「どうすればいいのか」
「どっちがいいのか」
「どれがいいのか」
人生の選択では「どうすればいいのか」と迷うことがあります。
選択に迷い、判断に苦しむときです。
他人に聞いてみたり、評判をうかがってみたり、という手段があります。
しかし、どんなに他人でも、あなたほどあなたのことを知っている人はいません。
「自分にはどうなのか」という質問に関しては、自分しか答えが出せません。
最終的な判断は、やはり自分しだいです。
私は仕事でも恋愛でも、相談をよく受けます。
私が答えるまでもなく、各自、自分でできる簡単な判断方法があります。
「上から下を見る」という方法です。
高いところから、低いところを見るということです。
視点を高くして考えると、物事のさまざまな真実が見えてくるようになります。
地球は低い位置だと平面にしか見えませんが、真実ではありません。
もっと高い位置に上り、宇宙まで高く上がって見ると「地球は丸い」という真実を知ることができます。
どちらが本当の答えかというと、後者の「地球は丸い」という答えです。
高い位置から見ることで、正しい真実が見えてくるのです。
目線が高くなり、鳥のように上から下を見れば、全体を把握でき、バランスを知ることができます。
どうすればいいのかわからないのは、視点が低いからです。
富士山では、麓から頂上へは、どういけばいいのかという道のりはわかりません。
しかし、頂上から麓を見れば、より適切な道のりを一瞬にして知ることができます。
高い位置からは、全体が見えるからです。
下から上へは正しい答えが出せませんが、上から下へは正しい答えが出せるのです。
低い位置だと、全体が見えず、遠くまで見えません。
しかし、視点が高くなると、より遠くが見渡せ、全体を知ることができます。
正しい判断は、上から下を見て考えるほうが、より正しい答えに近づくことになるのです。
あなたは今、視線が低くなっていませんか。
問題にぶつかり、判断に苦しむとき、高い位置から見てみましょう。
低いところにいると、遠くが見えてきません。
もっと意識を高め、視点を高くすることで、より正確な判断が下せるようになります。