よい成績の人は、よい大学に入学できます。
よい大学を卒業した人は、一流企業に入れます。
一流企業に入社すれば、安定した収入と生活が保障されます。
一見すると、頭がよければ、良い人生を歩めるように思えます。
ほとんどの人が、ここにある本当の真実に気づいていません。
なぜ会社は、成績の良い人ほど、必要としているのか。
成績の良い人ほど、努力の姿勢と実績が感じられるからです。
よい大学に入学できたのは、明確な目標を持ち、努力を継続できた実績です。
成績がよいことから、その人には目標に向かって自分をコントロールする能力があるとわかります。
頭の善しあしより、人としての姿勢のよさがわかります。
勉強ができる人は、勉強をする習慣も持っています。
勉強を継続できる習慣は、自分をコントロールできる自己管理力があるということです。
目標を持って立ち向かったり、スケジュールを整えたりなどです。
「頭の善しあし」ではなく「目標に向かって自己を系統立てる姿勢」が成績に表れている。
成績のよさは、自分をどれだけコントロールできたかを数値化させているにすぎません。
勉強といえば「学び」について目を向けてしまいがちです。
知識を詰め込むことが素晴らしいのではなく、目標に向かって諦めずに立ち向かう姿勢が最も大切です。
勉強は、知識の詰め込みではありません。
目標を持って、自分を正しくコントロールするためのよい練習です。