人間は心でできていますから、心のやりとりは大切です。
相手からの誘いに対して、断らなければならないときがあります。
すでに約束があったり、時間がなかったりと、断る理由はさまざまです。
単純に気が進まないからという、精神的な理由もあることでしょう。
だからとはいえ「嫌です。お断りします!」と強く断ることは、相手に対してとげがあります。
断ることで、相手と仲が悪くなるというケースも少なくありません。
せめてもう少し、相手に対して柔らかい断り方がないか考えてみましょう。
ただ断ればいいわけではなく、また誘ってもらえるように上手に断るということです。
「ちょっとほかの用事があるからごめんなさい」
「ほかに用事があって、今回は見送らせてください」
「また誘ってください」
惜しいなという心を見せながら断ると、相手も悪い気はしません。
無理やり誘って悪かったかと思うでしょう。
次のチャンスには、また誘いをもらえるようになります。
上手に断る人は、世渡りの上手な人です。