一昔前、頭のいい人には「モテない」というイメージがありました。
いつも勉強ばかりで、話も面白くなく、硬いイメージがあったからです。
しかし、実のところ、そうした勉強家が大人になると、大逆転します。
必ずモテるようになります。
学生時代にどんなにモテなくても、勉強ができて、いい大学に入った後はモテるようになります。
なぜでしょうか。
大人になってから「今まで勉強してきた人」と「そうでない人」の知識と知恵の差が、はっきりわかれるようになるからです。
中学高校まではインプットの段階です。
小中高を通して、一般的な知識を学びます。
それだけでなく、頭の使い方、時間管理術、世渡り術など、数多くのことを学びます。
もちろん勉強には時間がかかりますし、遊ぶ時間も十分に持てません。
中学高校では、そうした学問を学ぶ段階ですから、勉強せずに遊んでばかりの人のほうが一時的にモテます。
勉強ばかりしている人はモテません。
しかし、大学生を過ぎたくらいから、立場が大逆転します。
学生時代、勉強ばかりしてモテなかった人が、急にモテるようになります。
今まで勉強してきた人の蓄積は、膨大で強力です。
知識も豊富で、話題の幅が広く、話をしていても面白くなります。
また受験勉強で時間の管理術や世渡り術を学んできているため、社会においてもスムーズになります。
頭がいいし、仕事もできるし、話題も豊富。
また、いい大学でいい会社に入ることで、収入にも恵まれます。
そうした知力・体力・財力の余裕が「人気」に転じます。
学生時代にモテていた人を抜いて、さらにモテるようになります。
勉強はたしかに苦しいかもしれません。
モテなくて「自分には魅力がないのではないか」と思うかもしれません。
しかし、今しばらくの辛抱です。
モテない理由は「今はインプットの時期だから」と思うことです。
差は、後から出てきます。
つらい勉強をしばらく続けていれば、後から大逆転ができるのです。