執筆者:水口貴博

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

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「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」をはっきりさせる。

「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」をはっきりさせる。 | 受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

若い時期は幅広い教養が必要だと思い、つい試験に関係のない勉強もしてしまいがちです。

「いつか役立つかもしれない」

「知識や教養のため幅広く勉強したい」

「雑学として知っておきたい」

知識欲が旺盛おうせいなのは素晴らしいことです。

しかし、その欲求のままに行動するのは、受験勉強ではよくありません。

目指す大学では生物が出題されるにもかかわらず、興味本位で化学や物理も勉強しておこうとするのはよくありません。

そのちょっとした興味本位が、無駄な時間と体力を大きく奪うことになりかねないからです。

幅を広げると、合格ラインまでに必要な時間は急激に増えます。

幅を広げて勉強時間を増やそうとするより、勉強しなくてもいい科目をはっきりさせるほうが、はるかに大切です。

勉強をするときに大切なのは「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」です。

勉強しなければいけない科目をはっきりさせると同時に、勉強しなくてもいい科目をはっきりさせます。

その区切りがはっきりできているほど、合格率は上がります。

試験範囲を絞って勉強するとき、最大の力を発揮できます。

あなたの勉強時間や体力・財力に限りがあっても、科目を絞っていれば、思わぬ力を発揮します。

10時間で5つの科目を勉強するより、10時間で2科目を勉強したほうが、より多くの時間を投下できます。

勉強時間が短くても、焦点を絞っていれば、大きな力になります。

勉強時間を増やす努力をする前に、必要のない勉強を切り捨てることに徹底しましょう。

受験勉強の意味と理由を考える覚悟(8)
  • 「勉強しなくていいこと」をはっきりさせる。
合格に関係のない勉強は、合格した後にすればいい。

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

  1. 旅の始まりは、ゴール地点を定めることから始まる。
  2. 「何をやりたいのか」を基準に大学を決める。
    これに勝る選択基準はない。
  3. 田舎を脱出するために勉強を始めてもいい。
  4. 未来を切り開く方法は、勉強するのが一番簡単。
  5. 限られた時間内に、合格点を目指すのが受験勉強。
  6. ハイレベルの大学を目指して、勉強への勢いをつけろ!
  7. モテたければ、賢くなるのが一番。
  8. 「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」をはっきりさせる。
  9. 合格に関係のない勉強は、合格した後にすればいい。
  10. 志望校は宣言せよ!
  11. 真剣に勉強するから、適正が見えてくる。
  12. 勉強は、始めたばかりのころが一番大変。
    しばらく続けていれば、楽になる。
  13. 「勉強が嫌い」と拒むのは簡単。
    それを乗り越える訓練をしている。
  14. 今の勉強が、役立っているところを想像する。
  15. 参考書以外に必要で大切な本がある。
  16. やる気がなくても、とりあえず体を動かす癖をつける。
  17. 友人と行動してばかりの勉強は進みにくい。
  18. 「昨日わからなかったことが、今日からわかるようになる」これが勉強の面白さ。
  19. 恋人がいると受験に失敗するのは、嘘。
  20. 禁欲的な生活を避けつつ、勉強に集中できる工夫がある。
  21. 覚えられない理由を頭の悪さにしない。
    きちんとした勉強法を学ぶこと。
  22. 勉強ばかりできる今だからこそ、後悔しないように専念する。
  23. 勉強にもウォーミングアップが必要。
  24. 長丁場の試験勉強では、2種類の計画が必要になる。
  25. 勉強するほどでもない短い時間を、最大限に活用。
  26. 得意分野から始める真の理由とは、自信をつけるため。
  27. 「ここに来れば、なぜか集中できる」という場所を見つけよう。
  28. 受験時代に培った勉強法は、社会に出てからも通用する世渡り術へと変化する。
  29. 学生時代に節約は必要ない。
    回収可能な抜群の投資時期と考えていい。
  30. 学力の差がつく瞬間は、朝ご飯を食べるときから始まっている。

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