勉強とは「覚えること」が中心です。
覚えることが山ほどあり、爆発しそうになります。
「ダメだ、覚えられない! もともと頭が悪いからいけないんだ」
ちょっと待ってください。
諦めるのはまだ早すぎます。
いきなり勉強をするのは大いに結構ですが「勉強法」を意識して進めていますか。
頭が悪いから覚えられないのは間違いです。
単に、覚え方が悪いだけです。
勉強には「うまい覚え方」というのが存在します。
「覚えやすく忘れにくくなる方法」ということです。
勉強法を知るということは「頭の使い方がうまくなる」ということです。
暗記に頼り、やみくもに勉強を進めるのはよくありません。
限られた時間の中で最大の結果を発揮するためには、やはり「効率」を意識する必要があります。
それが勉強法です。
いきなり勉強を進めるのではなく、まず先に勉強法を学んでから勉強を進めるほうがスムーズです。
たとえば「寝る前に覚えたことは忘れにくい」という法則があります。
寝ている間は目をつぶって情報が入ってこなくなるため、脳に記憶が定着しやすくなるからです。
「音読をすれば覚えやすく忘れにくくなる」という勉強法があるのをご存じですか。
黙読だけなら視覚しか使わないので刺激が小さくて忘れやすくなりますが、音読をすれば、複数の感覚を使うことになります。
目で文字を読み、声を出すために口を動かし、出した声を耳で聞くことになります。
複数の感覚器官を使うことで刺激が大きくなり、覚えやすく忘れにくくなります。
そのほか「予習より復習に力を入れる」という勉強法もあります。
たったこれだけのことでも、きちんと意識して実行していれば、勉強はスムーズにはかどります。
知っているかどうかの違いで、結果は大きく変わります。
もちろんこのほかにもたくさんあります。
上手な覚え方といったたぐいの本は、本屋にいけばたくさん置いてあります。
自分に合った勉強法の本を1冊買って、ぜひ一度参考にしましょう。
小さな努力で、大きな結果を出すことができるようになるのです。