すでに将来の夢があり、進みたい大学が決まっていれば理想的です。
しかし、もし今はまだ夢がなくて、とりあえず大学に入ってから決めておきたい人は、どんな大学に通うかという迷いが発生します。
そこでアドバイスがあります。
志望校を目指すなら、できるだけ高い目標を持ってください。
今の自分の学力に合った、分相応のレベルの大学を選ぶ必要はありません。
今はダメかもしれませんが、これから勉強すれば大いに可能性はあります。
なぜ、できるだけ高い目標を持つのが大切なのでしょうか。
最初から無難に合格するような低いレベルで設定してしまうと、同時に勉強への姿勢も緩くなってしまうからです。
「少しくらいサボってもいいだろう」「少しくらい遊んでもいいだろう」という怠けようとする気持ちの緩みが出やすいです。
しかし、少々無理をして勉強しないと合格できないようなハイレベルの大学を志望すれば、勉強への勢いが出てきます。
サボっている暇はない。
遊んでいる暇もない。
高い目標だからこそ、気合の入り方もなおさら強くなり、勉強のペースも意気込みも違ってきます。
気持ちが引き締まりやすくなり、怠け心も小さくなります。
事実、それで合格する人は大勢います。
思い描いたことは実現に向かいます。
では、もし高いレベルの大学を目指したが、間に合わなかった場合はどうすればいいのでしょうか。
何のことはない、レベルを1つ下げればいいだけです。
高いレベルを設定した勢いで勉強していれば、低いレベルに設定変更したとき、試験範囲やレベルをカバーできるようになります。
低いレベルから高いレベルへの変更は難しいですが、高いレベルから低いレベルに変更する分には、合格率が上がります。
最初の勢いが大切です。
勢いを出すためには、ハイレベルの大学を目指しておくほうがいいのです。