執筆者:水口貴博

苦手意識を克服する30の方法

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受け止め方により、プラス・マイナスが決まる。

受け止め方により、プラス・マイナスが決まる。 | 苦手意識を克服する30の方法

「あれ、嫌いなことって本当にマイナスだろうか」

「マイナスは、プラスではないだろうか」

私はある日、ふと、現実を疑いました。

今まで、マイナスと思っていた出来事を後から振り返ると、プラスとしか考えられない事実に気づいたからです。

今の自分の成長を目にして、なぜ成長できたのかと考えるほど、プラスの経験よりマイナスの経験ばかりが思い浮かびます。

あなたもそうではないでしょうか。

叱られた経験、怒鳴られた経験、喧嘩をした経験、失敗した経験。

たしかにどれもマイナスの経験に思えますが、そのおかげで、大きな成長を素早く学ぶことになったはずです。

苦しい経験の瞬間はマイナスしか感じませんが、後で考えると、プラスになっている事実に気づきます。

受け止め方が、変わったからです。

後になり冷静になって考えると、怒鳴られた経験から「これをしてはいけない」というルールをしっかり学べました。

うっかりミスは恥ずかしいですが、受け止め方によっては「うっかり」を見つけるチャンスになり、改善するよいきっかけです。

プラスの経験、マイナスの経験は、どちらもないのです。

あるのは「受け止め方」だけです。

実は、世の中にはマイナスもプラスもないのです。

すべては、あなたの受け止め方しだい。

受け止め方によって、プラス・マイナスが決まります。

現象、物事、経験を変えるのではありません。

変えるべきは、あなたの心であり、受け止め方なのです。

私は以前、失敗を恐れる人間でした。

「成功するように、失敗しないように」と一生懸命に頭で念仏のように口にしていました。

今は「成功しても失敗しても、どちらでもいいや」と、のんきに考えています。

どちらでも、受け止め方をプラスにすればいいだけだからです。

プラスの経験を歓迎し、マイナスの経験を恐れるのではありません。

受け止め方を変えて、現実を変えてしまうのです。

苦手意識を克服する方法(29)
  • 受け止め方を変える。
頭がよくなると、人を裁くようになってしまう。

苦手意識を克服する30の方法

  1. 嫌いなことは、しなくていい。
    むしろ、してはいけない。
  2. プラス思考になろうとすることは、自分に嘘をついている姿である。
  3. 嫌いなことをしていると、嫌いな分野がもっと増えてしまう。
  4. 好きなことにも、波及効果がある。
  5. 本当に好きなことをしていると、困難を乗り越える努力とは無縁になる。
  6. 好きなことをしていると、自然とプラス思考になる。
  7. 世の中の出来事は、あなたの心が映し出された姿。
  8. 行動力は、好きという気持ちの大きさに比例する。
  9. コンプレックスほど、強いバネはない。
  10. 年を取れば、涙もろくなる。
  11. 「好き嫌い」を分ける心こそ、病気である。
  12. オリンピックの本当の目的は、1つであることに気づいてもらうため。
  13. 男と女は、別々ではない。
    1つのセットである。
  14. 境界線を見ているうちは、まだ夢の中である。
  15. 「これは私のものだ」という所有欲が、ばらばら事件を引き起こした。
  16. 捨てれば捨てるほど、不思議なことに豊かさが手に入る。
  17. 悩みは手に入れることで解決するのではない。
    捨てることで解決するのだ。
  18. 分けてはいけない。
    ありのままを素直に飲み込む。
  19. あなたが思っている好きも嫌いも、正体は「記憶」だった。
  20. 善悪は、初めからあるのではない。
    人間が作り出した幻である。
  21. つながりのない関係はない。
  22. 無限=1つも無い。
  23. 現実に問題があるのではない。
    自分の心に本当の原因があった。
  24. 経験そのものが問題ではない。
    受け止め方が問題なのだ。
  25. 親が、素晴らしくないわけがない。
  26. プラス思考にならなくてもいい。
    すべては、初めからプラスだから。
  27. 苦しみから逃れようとする力は、強大である。
  28. すべての人には、必ず才能が与えられている。
  29. 受け止め方により、プラス・マイナスが決まる。
  30. 頭がよくなると、人を裁くようになってしまう。

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