仕事において、完全否定の言葉は、好ましくありません。
絶対的に否定するような言葉を使っていると、その人の能力のなさが疑われ、信用や信頼に影響します。
「こんな仕事どうですか」と言われ「絶対無理!」という返事は、社会人として禁句言葉の1つです。
「この仕事、できそうですか」と言われ「絶対できません!」と言っては、とげがあり、エゴが強い印象を与えます。
「どうしてもできません!」
「絶対無理です!」
「どう考えても不可能です!」
こういう完全に否定した言い方は、社会人としての品位を下げてしまいます。
実際には、本当に不可能な内容や、無理難題の依頼内容もあります。
私も、不可能と思える依頼を何度も受けてきました。
たとえそうでも、できるだけ柔らかい表現を使って否定することです。
次の2つの言葉を覚えましょう。
これから社会の中で困難な仕事をうまく断るための、とっておきの言葉です。
「難しいですね」
「厳しいですね」
どんなシチュエーションにも対応できる柔らかい否定の言葉です。
相手も子どもではありませんから、この「難しい」「厳しい」という言葉がくれば、引き受けたくないのだなと理解してくれます。