仕事を効率よく行うためのポイントは「朝」にあります。
「午前中」です。
大きな仕事ほど、朝一から行うほうが、結果として質が上がります。
仕事だけでなく、勉強、習い事、スポーツも同じです。
十分に睡眠を取った朝ほど、気持ちのいい朝はありません。
眠気がなく、頭も冴えて、最もエネルギーに満ちあふれている瞬間です。
もちろんきちんと朝食を取っていることが前提です。
朝食を取ることで、脳のエネルギー源であるブドウ糖が脳に行き渡ります。
頭の回転がよくなります。
眠気もなく、頭の回転がよい午前中は、まさにゴールデンタイムです。
大きな仕事や難しい勉強は、頭の調子がいい時間に行うほうがスムーズです。
アメリカでは「ブレックファスト・ミーティング」という会議があります。
朝早くから行われる会議です。
朝早くから会議を行うことで、引き締まった雰囲気の中で議題を進められます。
だらだらした仕事、勉強、会議は、決まって午後です。
昼食の後は、血液が胃の消化活動に回るため、脳への血流量が減ります。
そのために、脳の活動が鈍くなり、眠気を感じ始めます。
眠くなると、勉強や仕事に集中できなくなります。
また夕方近くになると疲れがたまるということも、人間として当然のことです。
長時間、頭や体を酷使していると、疲れの元である「乳酸」が血液内にたまります。
乳酸が原因で、体がけだるく感じてしまうのです。
やはり、一番いい時間帯は、午前中です。
9時から始める仕事なら、12時まではたった3時間しかありません。
この3時間こそ、最も仕事や勉強がはかどるゴールデンタイムです。
仕事の重心は、午前にあるのです。