腰が高い人は、偉い人に多い態度ですが、往々にして「偉そうに見えているだけ」になっています。
偉そうな人、あなたの周りにもいませんか。
「おい。これをやれ」
「こんなことも知らないのか」
「何度言ったらわかるんだ」
「俺だったら、簡単にできるけどな」
偉い人はつい、ふんぞり返って偉そうに、横柄な態度をします。
プライドが高く、自分が悪くても謝ろうとしません。
余計に周りから嫌われます。
仲間外れにされ、仕事の協力が得られなくなります。
結果として、仕事が遅く、中途半端な状態になってしまうのです。
偉そうな人は、必ずと言っていいほど、仕事ができなくなります。
偉そうな態度によって、自分から仕事ができなくなるような環境を作ってしまうからです。
偉そうな人は、損をする一方なのです。
その反面、不思議なことと思うかもしれませんが、仕事ができる人ほど、腰が低いものです。
私の職場には、仕事が速くて完璧にできる社員がいますが、そんな人に限って腰が低い。
偉い人ほど、新入社員のように腰が低いのです。
自分が悪いときにはすぐ「どうもすみません」と謝ることができますから、いざこざを最小限に食い止めることができます。
わからないことがあっても「私は不慣れでわからないので教えてください」と腰を低くして、尋ねます。
なにより腰が低い人には、話しかけやすい。
喧嘩になりにくく、仲良くなりやすい。
すると、コミュニケーションの量が多くなり、いろいろな人から情報やノウハウを教えてもらいやすくなります。
腰が低いと、いいことがたくさんあるのです。
結果として、腰が低いほど仕事がしやすくなるのです。