面接では、意見を求められることがあります。
応募者の考え方を知るために、あるテーマについて、意見を求めようとするのです。
「環境汚染が問題になっていますね。今後はどうなっていくと思いますか」
「オリンピックが開催されますね。成功すると思いますか。どう運営されると思いますか」
まずは率直な意見です。
素直に自分が思う考えが基本になるでしょう。
しかし、正直すぎるのも、考えものです。
正直とはいえ、否定や破壊的な意見では、かえって採用を不利にさせることもあるでしょう。
「失敗すると思います」
「悪くなると思います」
「問題は山積みで、打開策はありません」
ネガティブな発言では、場の雰囲気が暗くなり、会話のトーンも下がります。
そんな発言をする人の印象まで悪くなるでしょう。
何事も否定や破壊的な考え方をする人は、企業にも不要だと考え、魅力を感じにくいのです。
意見を求められたときは、自分に対する印象も含めて考えなければいけません。
では、意見を求められたとき、どう答えるのが好ましいのか。
好ましいのは、肯定や建設的な意見です。
「成功すると思います」
「良くなると思います」
「問題はありますが、こんな対応をすれば、改善できるでしょう」
未来が明るくなる発言をします。
もしくは、改善につながるような発言をしましょう。
ポジティブな発言をすれば、場の雰囲気が明るくなり、会話のトーンも上がります。
話をする人の印象までよくなるでしょう。
考え方は個人の自由ですが、できればポジティブな考え方のほうが、面接官に好印象です。