面接で聞かれたことは、エピソードを交えて話すのが基本です。
ただし、数多くあるエピソードの中で1つを選ぶのは、簡単なようで難しい。
20年以上生きているなら、エピソードは山ほどあるはずです。
ただし、ぱっと思いついたものを無作為に話すのは、運に頼るようで好ましくありません。
エピソードを選ぶときの基準は、次の2つのポイントです。
「関連性」と「実績」です。
企業の業務に関係ないエピソードを話しても、効果は不十分です。
やはり企業の業務に関連した内容が好まれます。
たとえば、旅行関係の企業の面接なら、旅行に関するエピソードがいいでしょう。
IT企業の面接なら、ITに関するエピソードが適切です。
関連していても、実績が小さければ、アピールする力も弱い。
旅行に関係したエピソードの中で、できるだけ実績が大きいものを選ぶようにしましょう。
たとえば、国内旅行より海外旅行、団体旅行より一人旅などです。
ITに関連したエピソードなら、自分でパソコンを組み立てた話をすれば、面接官の興味関心を引けるはずです。
自分で組み立てたパソコンで、実際にサーバー運用をした経験があれば、さらに強くアピールできます。
実績が大きいほど、印象の残りやすくなる上、即戦力もアピールしやすくなります。