OB・OG訪問でよくありがちなのは、話の脱線です。
聞きたいことからどんどん話がそれてしまい、収拾が付かなくなることがあります。
福利厚生をしているうちに、社員旅行の話になる。
社員旅行の話から個人旅行の話へと広がる。
個人旅行の話から海外の話へと移り、食・人種・文化など、どんどん話がそれていく。
もちろんある程度ならいいのですが、あまりに話が脱線しすぎるのも考えものです。
OB・OG訪問では、1分1秒が貴重です。
時間が限られているため、あまり余計な話に時間を割くわけにはいきません。
OB・OG訪問が終わってから「聞きたいことの半分も聞けなかった」と後悔する状況もあります。
こうした事情を防ぐために必要なのは、質問リストの準備です。
何を聞きたいのか明確にして、箇条書きでまとめておくといいでしょう。
できれば尋ねる順番もはっきりさせておくと、安心です。
リストが目の前にあると、確認しなければいけない心理が働くため、効率よく質問を進めることができます。
もし話が脱線し始めれば「そろそろ次の質問に移ってもいいでしょうか」と切り出しましょう。
時間が重要であることは先輩も承知しているため、快く受け入れてくれるでしょう。
話の脱線も防ぐだけでなく、時間も有効活用できるようになります。