OB・OG訪問は、正式な面接ではありません。
非公式であり、ある程度、柔らかい雰囲気が許されます。
場所も、喫茶店やレストランなどが一般的で、話しやすい雰囲気になるでしょう。
本当の面接ではありませんから、本音をどんどん言っても大丈夫と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、そう思うなら要注意です。
OBやOGは、社員であることに変わりありません。
いくら面接本番ではないとはいえ、先輩の前で企業の悪口を言えば、先輩も不機嫌になるでしょう。
悪口が、先輩を通して、人事や採用担当者に伝わることもあり得るのです。
企業側も、公にはしませんが、OB・OG訪問を選考の評価対象にする場合があると聞きます。
OB・OG訪問は、本番の面接ではありませんが、本番の面接のつもりで対応することが大切です。
先輩は「気軽に話しましょう」と言ってくれるかもしれませんが、なれなれしい態度は厳禁です。
言葉遣いに注意して、礼儀正しい態度を心がけます。
OB・OG訪問は、面接さながらのマナーと緊張感を大切にしましょう。