公開日:2024年8月3日
執筆者:水口貴博

趣味に生きる趣味人になる30の方法

27

趣味人は、果てしない追求を楽しむ。

趣味人は、果てしない追求を楽しむ。 | 趣味に生きる趣味人になる30の方法

教室では「何回通ったら、できるようになりますか」と聞く人がいます。

英会話教室で「何回通ったら、話せるようになりますか」と聞く人。

ゴルフ教室で「何回通ったら、スイングが良くなりますか」と聞く人。

習字教室で「何回通ったら、きれいな字が書けるようになりますか」と聞く人。

社交ダンス教室で「何回通ったら、踊れるようになりますか」と聞く人。

これは「最短でできるようになりたい」という効率主義の思考です。

上達の目安が知りたくて、純粋な気持ちから質問しているのはわかります。

しかし、趣味人に「何回通ったらできるようになるか」という問いはありません。

趣味は、反復作業が基本です。

反復作業を行いながら、果てしない追求を楽しむのです。

「同じことを繰り返すからつまらない」ではありません。

「同じことを繰り返すことに意義がある」です。

「何回やれば」「何回通ったら」というのは趣味人の発想ではありません。

趣味とは果てしない道を旅するようなものです。

ゴールやフィニッシュがあるわけではありません。

茶道・華道・武道のように、果てしない道をひたすら歩んでいくイメージです。

進もうと思えば、いくらでも進められます。

深めていこうと思えば、いくらでも深められます。

趣味には、フィニッシュはあっても、完全フィニッシュはありません。

趣味に飽きるのは、本人が勝手に飽きるだけです。

いつまでやっても終わりがないかわりに、どんどん奥を深めていく面白さがあるのです。

趣味人は「できるようになったら終わり」という発想はありません。

趣味人は、ひたすら奥を深めます。

ひたすら前に進み続け、ひたすら上を目指します。

そのための反復作業を楽しみます。

趣味の醍醐味だいごみとは、果てしない追求を楽しむことにあるのです。

趣味に生きる趣味人になる方法(27)
  • 「何回通えばできるようになりますか」と聞かない。
趣味人は「NO HOBBY, NO LIFE」をモットーとしている。

趣味に生きる趣味人になる30の方法

  1. さあ、趣味に生きる趣味人になろう。
  2. 趣味人は、マナーやルールを大切にする。
  3. 趣味人は、心の中に「エンジョイメーター」を持っている。
  4. 趣味人は、遊び方を工夫するのが上手。
  5. 趣味人は、負けを楽しむ、失敗を楽しむ。
  6. 趣味人は、趣味の優先度が極めて高い。
  7. 趣味人は、努力や苦労を、楽しみの1つとして受け止める。
  8. 趣味人は、結果より過程を楽しむ。
  9. 趣味人は、とにかく趣味時間の確保に一生懸命。
  10. 趣味人は、ルーティンを大切にする。
  11. 趣味人は、趣味の評価を自分でする。
  12. 趣味人は、自腹で遊ぶ。
  13. 趣味人は、けちけちせず、気持ちよくお金を払う。
  14. 趣味人は、お金の使い方にメリハリをつける。
  15. 趣味人は、稼いだお金の大半を趣味に使う。
    そして1ミリも後悔しない。
  16. 趣味人は、具体的な目標を持っている。
    目標に向かって努力することを楽しんでいる。
  17. 趣味人は、人に趣味を理解されなくても気にしない。
  18. 趣味人は、アクセルとブレーキを使い分けてスピード調整を行う。
  19. 趣味人は、いつも趣味に忙しい。
  20. 趣味人は、しばしば未来へタイムスリップする。
  21. 趣味人は「ついでに」「せっかくだから」が口癖。
  22. 趣味人は、趣味の中からビジネスヒントを見つける。
  23. 趣味人は、同じ道具を2つ持っている。
  24. 趣味人は、どれだけ慣れても、安全対策を怠らない。
  25. 趣味人は、感謝の気持ち持って趣味を楽しんでいる。
  26. 趣味人は、自分の趣味を話すことはあっても、無理に勧めることはしない。
  27. 趣味人は、果てしない追求を楽しむ。
  28. 趣味人は「NO HOBBY, NO LIFE」をモットーとしている。
  29. 趣味人は、仲間の喜びを自分の喜びとする。
  30. 趣味人は、一生懸命遊ぶことで称賛される。
    そして尊敬される。

同じカテゴリーの作品

2:35

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION