執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。

「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。 | あがり症を克服する30の方法

あがり症の克服に「講座や教室を利用する」という方法もあります。

たとえば「話し方講座」「スピーチ教室」です。

あがり症の正しい克服には「場数」と「成功体験」の2つが必要です。

最初は少人数の聴衆から始め、慣れるにつれて聴衆の数を増やしていきます。

重度のあがり症の人を除き、一般的なあがり症の人なら、この方法が有効です。

少人数の前なら心理的なストレスが小さいため、あがり症の人でも取り組みやすくなります。

確実に場数と成功体験を積み上げていくことで、人前での発表に強くなれます。

緊張をゼロにすることはできなくても、最終的には人前での発表がかなり楽になるでしょう。

ただし、この方法にはデメリットもあります。

「大がかりな準備が必要」という点です。

聴衆の数を少人数から大人数にするのは、それだけの協力者が必要です。

身近な人に協力を求めたとしても、人数に限りがあるでしょう。

5人や10人なら集めることはできても、30人や50人を集めるのは困難。

人の数が必要であり、個人が準備するのは厳しい条件と言えます。

そんなときに頼りになるのが「専門の講座や教室」です。

世の中には、話し方やスピーチの向上に特化した講座や教室があります。

講座や教室なら、少し費用はかかりますが、カリキュラムに沿っていくだけなのでスムーズにステップアップできます。

聴衆の数も、生徒を利用できるので、少人数から大人数まで実現が可能です。

短期間で集中的に人前の緊張に慣れることができます。

講座や教室ではプロによる指導が行われるため、失敗が起きにくいメリットもあります。

座学だけではなく、実践的です。

あがり症は、改善方法を間違えると、かえって悪化させる場合があります。

講座や教室を頼るのが恥ずかしく、意地を張って拒否していても、自分のためになりません。

改善が遅くなるばかりで、一生悩み続けることになります。

個人であがり症を克服する自信がなければ、素直に講座や教室を頼ってみるのも1つの方法です。

自分を変えるつもりで、思い切って教室のドアを叩くだけでいいのです。

あがり症を克服する方法(27)
  • 個人の対処に自信がなければ「話し方講座」「スピーチ教室」に通う。
「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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