緊張している自分を責めることはありませんか。
「緊張する自分が情けない」
「自分はまだまだ未熟者だ」
「これくらいで緊張する自分が恥ずかしい」
自分に厳しい言葉をかけてしまいがちです。
自分で自分を叱るのは、人生を真剣に生きようとする姿勢。
どんなときでも動揺せず、堂々とした人間でありたいと思うでしょう。
もちろん立派なことではありますが、常に自分を叱るのがよいとは限りません。
特に緊張しやすい人やあがり症の人は、要注意。
緊張している自分を責めるのはよくありません。
緊張している自分を責めると、逆効果になります。
「緊張するのは悪いこと」という認識が強くなります。
罪悪感や自己嫌悪がエスカレートして、緊張が過度になっていくのです。
緊張は、悪いことでもなければ犯罪でもありません。
珍しいことでもなければ、恥でもありません。
罪悪感を持つ必要はありません。
自己嫌悪になる必要もなし。
誰もあなたの緊張を責めたり叱ったりしません。
緊張は、人なら誰でも経験する自然現象。
緊張している自分を責めるのではなく、優しく励ましましょう。
「緊張するのは当たり前だよね」
「たまには緊張することもある」
「別に緊張してもよい」
人前で発表する場面では、緊張しないよりしているほうが人間らしい。
緊張しているのも、自分の一部です。
優しく包み込むような言葉を語りかけるほうが、緊張もほぐれます。