執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。

普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。 | あがり症を克服する30の方法

人前での発表では、笑顔が大切です。

笑顔には、雰囲気を和らげる効果だけではなく、話し手の緊張を和らげる効果もあります。

笑顔になるだけで、副交感神経が刺激され、リラックスを促せます。

特別楽しいことがなくても、にこにこしながら発表すると、緊張をほぐす効果が実感できるでしょう。

さて、問題なのはここからです。

「発表では笑顔が大切」とわかっていても、急に実行するのは大変です。

特に普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。

普段していないことを本番に限ってしようとするのは、大きな摩擦や抵抗感があるでしょう。

不自然でぎこちない笑顔になりやすい。

こうしたトラブルを防ぐために大切なのは、普段の日常です。

普段からにこにこした笑顔を心がけましょう。

楽しいことがあっても笑顔ですが、楽しいことがなくても笑顔です。

にこにこしていると、あなたに明るい雰囲気が漂い、気持ちも明るくなります。

たとえば、この記事を読んでいるあなたは今、どんな表情になっているでしょうか。

無表情になっていませんか。

むっつりした顔になっていませんか。

大げさな笑顔ではなく「軽いほほ笑み」という程度で十分です。

できるだけ普段からにこにこした笑顔を心がけましょう。

「普段の日常生活も練習の一環」と思うことです。

普段からにこにこした笑顔が習慣になっていれば、本番でも、無理なく自然な笑顔を表現できます。

あがり症を克服する方法(21)
  • 本番だけでなく、普段からにこにこした笑顔を心がける。
マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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