相手の笑顔を見たいときはどうすればいいのでしょうか。
まず笑顔になってください。
こちらからにこにこした表情で相手に話しかけるのです。
人間関係には「鏡の法則」があります。
自分が発した言葉や表情は、鏡のように跳ね返ってくるという面白い法則です。
あなたが笑顔になって相手に話しかけると、相手から笑顔が返ってきます。
相手はあなたの笑顔に釣られて、つい表情が緩み、同じように笑顔になるのです。
たくさん笑顔が見たければ、たくさん笑顔を見せてください。
「相手が笑顔を見せてくれるまで笑顔を見せない」という考えは良くありません。
人間関係でも何でも、受動的ではなく、能動的になることが大切です。
鏡の法則を上手に利用しているのが、お笑い芸人です。
お笑い芸人は、いつもにこにこしながら笑顔で話しています。
どんな話のときもにこにこしていて笑顔を絶やしません。
見ているこちらも、つい笑顔になってしまい、話も面白く感じているのです。
楽しい話や面白い話でなくてもいいのです。
普通の話でも、白い歯を見せながら話してみてください。
相手から笑顔が返ってきます。
つまらない話ですら、にこにこしながら話せば、相手から笑顔が返ってくるでしょう。
これは普段の挨拶にも活用できます。
笑顔で「おはようございます」と挨拶すれば、相手からも笑顔で挨拶が返ってきます。
時にはマスクをしていて、顔が半分隠れていることもあるでしょう。
マスクで笑顔が伝わりにくいときは「目」で笑顔を表現してください。
目の形が三日月になるよう、たっぷり目尻を下げながら笑いましょう。
目だけであっても、笑顔は十分伝わります。
相手の笑顔を見たければ、まずこちらからどしどし笑顔を見せていきましょう。