無表情になっていませんか。
仏頂面になっていませんか。
どちらも普通の表情と思うかもしれませんが、注意が必要です。
無表情も仏頂面も、普通の表情ではあるものの、不機嫌に見えやすい特徴があります。
機嫌は悪くないにもかかわらず、不機嫌のように見られるのは損でしょう。
感情や気持ちが感じられないため、周りの人から見て、何を考えているのかわかりにくい雰囲気が出ます。
なにより「華」がありません。
無表情も仏頂面も、普通の表情であるゆえに、ポジティブな印象がありません。
人を寄せ付ける魅力が少ないため、人から話しかけられにくくなります。
そこで心がけたいのが、笑顔です。
最も爽やかな表情は、にこにこした笑顔です。
面白いことがあって笑うときは、白い歯を見せて笑いましょう。
笑うときには、しっかり笑うこと。
笑いじわができても、歯茎が見えても、気にしない。
声を出して笑うことも大切です。
しっかり声を出して笑うほうが、明るく楽しく爽やかな印象も出やすくなります。
また、笑うときだけでなく、普段からにこにこした表情を心がけたい。
つまり、何でもないときでも、にこにこした表情を心がけるということです。
「面白いことがないのに笑えない」と思うのは考えすぎです。
大げさに笑うわけではなく、ほほ笑む程度でいいのです。
ほほ笑むくらいなら、今すぐできるはずです。
たとえば、広角を少し上げてみてください。
口角を少し上げてみるだけで、にっこりほほ笑んだ表情の出来上がりです。
少しだけ口角に力を入れるだけですが、全体的な表情はずいぶん変わります。
普段から口角を上げた口元を意識していれば、明るくて爽やかな印象が出やすくなります。
不思議なことに、笑顔を心がけていると、だんだん明るい気持ちになっていくでしょう。
爽やかな俳優やモデルを思い浮かべてください。
爽やかな人は、話しているときににこにこしているのはもちろん、黙っているときもにこにこしています。
むすっとした表情は見せず、いつもにこにこした表情です。
だからいつも表情に華があり、明るく爽やかな雰囲気が出てきます。
「自分には無理だ」と思わないでください。
笑顔は、すべての人に与えられた素晴らしい能力です。
笑顔、笑顔、また笑顔。
ぜひ、笑顔の似合う人になってください。
優れた話術がなくても、にこにこしているだけで、明るい雰囲気を出せます。
にこにこした表情が普段の表情になれば、自然と爽やかな人になれるのです。