爽やかな人になりたいなら、普段から明るい話を心がけましょう。
楽しい話・嬉しい話・面白い話。
ポジティブな話をすればするほど、自然と爽やかな印象も出ます。
ポジティブな話のときはいいのです。
難しいのは、この逆です。
トラブルの話です。
詐欺に遭った話。
仕事でミスをした話。
事故に巻き込まれた話。
トラブルの話題になると、どうしても不幸な印象が出るため、暗い雰囲気になりがちです。
暗い話題は、デリケートです。
相手も答え方が難しくなり、気遣いが増えるでしょう。
しかし、トラブルの話が禁止というわけではありません。
自分の身に降りかかった出来事は、すべて話のネタになります。
実際に起こった出来事なのですから、わざわざ隠す必要はありません。
心がけたいのは、話し方です。
爽やかな人を意識するなら、トラブルの話のときこそ、明るく話しましょう。
楽しそうに話す。
にこにこしながら話す。
自分で大笑いしながら話す。
自分で自分の失敗を笑ってもいい。
自分に起こったトラブルの話は、絶好のネタになります。
人のトラブルを笑うのはNGですが、自分で自分のトラブルを笑うのはOKです。
明るく話せば、トラブルの話題であっても、楽しい雰囲気に包まれます。
つらい出来事の話であっても、嬉しい出来事の話であるかのように話すことが大切です。
トラブルを明るく話すことで「大したことはない」「すでに克服できている」というポジティブなニュアンスも伝えられます。
平気な様子で話すので、相手も余計な気遣いをしなくて済みます。
たとえまだトラブルを乗り越えていない状態であっても、やはり明るく話したほうがいい。
乗り越えたから、明るく話せるのではありません。
明るく話すから、乗り越えられるのです。
心の中は暗くても、表向きは明るく振る舞いましょう。
ネガティブな気持ちは、ポジティブなパワーで吹き飛ばせばいいのです。
話の印象は、内容より話し方で決まります。
くよくよしながら「本当に大変でした」と嘆くのではありません。
にこにこしながら「もう本当に大変だったよ!」と笑い飛ばしましょう。
トラブルの話だから、暗く話さなければいけないルールはありません。
むしろ逆です。
トラブルの話だからこそ、明るく話しましょう。
最近あなたは、どんなトラブルがありましたか。
そのトラブルを、にこにこしながら明るく話してください。
トラブルを明るく話せる人こそ、爽やかな人なのです。