私の祖母は、80歳を過ぎているにもかかわらず、足腰が丈夫で実年齢以上に若々しく見えます。
友人と旅行に出かけたり、朝早くからダンス教室に通ったりしています。
旅行やダンスの楽しみもさることながら、なによりそういう人との交流を一番に楽しんでいるようです。
祖母はそうした集まりに、よく参加しています。
実年齢より若く見える人は「人の集まり」に参加する習慣があるからです。
教室・パーティー・同窓会・交流会です。
「人と会う機会を増やす」ということは「自分が見られる機会が増える」ということです。
出無精の生活では意識しなかった外見も、見られる機会が多くなればなるほど、自然に意識し始めます。
やはり人間ですから、よく見られたいと思います。
人に自分を見られる機会が、少しでも若々しく、かっこよく、美しく見られたいと思う気持ちにさせます。
また、美意識の向上だけでなく、たくさんの人と会うことで多くの人から元気を分け与えてもらえることでしょう。
自分から出す元気も大切ですが、人からもらう元気もあります。
その相乗効果があり、実年齢以上に若々しく見えるのでしょう。
たくさんの人と交流し、見られる機会を増やすということは、若返りの実践です。
特におすすめなのは「教室」です。
勉強だけでなく、多くの人との交流も同時に楽しめるところだからです。
たとえば、あなたが「料理」に興味があったとします。
そういうときには、料理教室に通うだけでかまいません。
料理の勉強ができるだけでなく、大勢の見知らぬ人と出会うことができ、交流を深めることになるでしょう。
たくさんの人と会う機会ができることで「よく見られたい」と美意識が働き、おしゃれにもより興味が出てくるはずです。
教室の時間は「知識と美意識の向上」とを同時に叶えることができる素晴らしい時間になるのです。