私は読者からのお便りの中で、10歳以上も年が離れた人からお便りをいただくことがあります。
10歳以上も年上の人もいれば、10歳以上も年下の人もいます。
10歳以上も年下の人なら、若者言葉がよく使われていて、読んでいるとこちらまで若返る気がします。
10歳以上年上の人からは、仕事や家族の悩みであることが多く、今後の自分にも参考になります。
いずれにせよ10歳以上年の離れている人と、コミュニケーションを交わす機会は、刺激的です。
私たちが普段生活をしていると、同世代の人と友人になります。
世代が同じであるほうが、話題も感性も合いやすいため、仲良くなりやすいからです。
もちろん同世代ばかりと友人になるのもいいですが、そればかりでは刺激が乏しい。
同世代の人たちとの会話では、会話も刺激も限られます。
あえて、自分よりはるか年下や年上の人と付き合ってみます。
2、3歳の違いではなく、10歳以上も年が離れた人がおすすめです。
世代が一回り違うため、話が合いにくくてギャップを感じることでしょう。
話が噛み合わないというギャップを楽しんでください。
それがいい。
普段、同世代の友人との間では交わされないような刺激的な会話を交わすことができることでしょう。
たとえば、10歳年下の人と友人になってみましょう。
「子どもと友人になっても仕方ない」と意地を張るのはよくありません。
若々しいオーラが伝わり、自分まで若返る気がします。
はじけた発想や初々しい話をしているだけで、こちらまで若返ってくる気がしてくることでしょう。
10歳年上の人と友人になると、レベルの高さに驚かされます。
自分以上に博識でマナーのある人と一緒にいると、短時間の間に急成長を遂げることができます。
年下からは年下なりのよい部分を吸収し、年上の人からは年上の人なりのよい部分を吸収すればいい。
同世代ではないからこそ、よい刺激が受けられるのです。