趣味人は、負けや失敗を楽しみます。
普通は、負けたり失敗したりすると悔しがります。
むっとして不機嫌になります。
つまらない、面白くないと感じて、すぐやめてしまいます。
しかし、趣味人は違います。
趣味人は、勝ち負けや成功失敗にはこだわりません。
ゲームそのもの・趣味そのものを楽しんでいるので、結果は関係ありません。
バスケなら、バスケそのものを楽しみ、スカッシュなら、スカッシュそのものを楽しみます。
陶芸なら、陶芸そのものを楽しみ、イラストなら、イラストそのものを楽しみます。
趣味人は「負けたけど気持ちのいい汗をかけたからOK」「失敗したけど充実した時間を送れたからOK」という考え方があります。
たとえぼろ負けや大失敗でも「負けを楽しむ、失敗を楽しむ」という考え方があるので、快く受け入れられ、にこにこできるのです。
これが趣味人の素晴らしいところです。
趣味人は、勝ち負けや成功失敗にこだわるのではなく、楽しめるかどうかにこだわるのです。
趣味で一番大切なのは「いかに楽しめるか」です。
勝たないと楽しめない、成功しないと楽しめないというのは、錯覚であり思い込みです。
自分に合っている趣味なら、負けても失敗しても楽しめるものです。
趣味は、結果にかかわらず、どきどきわくわくできることに変わりありません。
負けても失敗しても、趣味そのものを楽しめば、十分有意義な時間を送れるのです。