趣味人は、遊び方を工夫するのが上手です。
いつも同じパターンばかりで遊びません。
趣味を楽しみながら「他に違った方法はないだろうか?」と考えています。
いつもAパターンで楽しんでいるなら、新たにBパターンを編み出します。
Bパターンの次はCパターン、Cパターンの次はDパターンといったふうに、どんどん新しいパターンを編み出します。
同じ趣味でも、遊び方を変えると新しい体験となり、あたかも違った趣味をしているような感覚を覚えるもの。
新しい気づきや学びが増えたりして、成長にもつながります。
変化も生まれて新鮮な刺激が得られるので、趣味の飽きを防止する効果もあります。
読書が趣味の人は、いつも同じジャンルの本ばかり読むのではなく、たまには普段読まないジャンルの本を読んでみます。
新しい語彙や表現と出会えたり、新しい世界を発見できたりします。
料理が趣味の人は、いつも違った作り方にチャレンジしてみます。
同じものを作るにしても、方法を変えてみることで、違った結果が得られることがあるものです。
イラストが趣味の人は、筆遣いを変えてみたり、新しい画風にチャレンジしてみたりします。
そちらのほうが自分に合っていたり、上手な描き方を発見できたりすることがあります。
登山が趣味の人は、同じルートばかりで登るのではなく、たまには違ったルートにチャレンジしてみます。
頂上は同じでも、ルートを変えてみると、違った景色や新しい発見があります。
スポーツでも、たまにはいつもと違ったプレイを試してみます。
自分に合う動きを発見できたり、より効率的なトレーニング法を発見できたりして、スキルの向上につながることがあります。
自分の知らなかった一面を発見できて、自分の可能性を広げることにもつながります。
ユニークな方法にチャレンジしてみるのも悪くありません。
興味本位のチャレンジでいいのです。
いろいろチャレンジしているうちに、世界に1つだけのオリジナルを見つけることもあるかもしれません。
あくまで趣味なのですから、楽しくやらなければ損です。
遊び方を工夫することで、趣味の可能性を広げていくのです。
失敗を恐れず、むしろ失敗を楽しむくらいでちょうどいいのです。