若い学生時代は、自分で決める機会があまりありません。
学校では宿題は先生が出してくれるし、答えも先生が教えてくれます。
どのような勉強をどう進めていくかも、自分で決める必要はなく、カリキュラムに沿って学校が自動的に進めてくれます。
何時から何時まで学校なのかも、学校側で決めてくれます。
小中学生は特にお金を稼ぐ必要がなく、親が出してくれますから、仕事をすることもなければ苦労することもありません。
周りの「ああしなさい、こうしなさい」という声に従っていれば、大きな問題もなく過ごすことができてしまいます。
大人になってからも、自分で何かを決めてアクションを起こすということができない人が多くいます。
大人になってから、自分のことを自分で決められない人が多いのです。
「どっちでもいい」
こうした言葉が口癖になっている人が、あなたの周りにいませんか。
「どっちでもいい」という答え方は、自分で自分のことを決められないことを表現した言葉です。
子どものときならまだいいでしょう。
しかし、大人になってからも「どっちでもいい」という答え方をしている人は、自分で自分のことを決められない人です。
自分で決めないのは、自分で責任を持つことが怖いから、責任逃れをしているにすぎないのです。
周りの言葉ばかりに従っていくロボット人間を卒業です。
若いうちから、自分で自分のことを決める癖をつけることです。
自分で自分のことを決め、自分で行動をする癖をつけておかないと、大人になってから言われるがままに仕事をする人間になります。
どんなことをしたいのか。
どんな仕事をしたいのか。
そのためにはどうすればいいのか。
どんな学校のどんな学部が自分に合っているのか。
周りの声に、何の疑いもなく従っていませんか。
世界にたった1人だけの自分のことは自分でしかわからないことなのです。