執筆者:水口貴博

若いうちにやっておくべき30のこと

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本当のスタートは、ゼロからではない。マイナスから始まるものなのだ。

本当のスタートは、ゼロからではない。マイナスから始まるものなのだ。 | 若いうちにやっておくべき30のこと

私がまだ幼いころは、スタートはいつもゼロから始まるものだと思っていました。

始めた瞬間がゼロで、そこから物事を進めていくことで1歩、2歩と前に進むことができるものだと思っていました。

しかし、実際は、いくらやっても全然効果が現れていないことのほうが、圧倒的に多いことに気づきます。

ゼロからのスタートなら、初めてすぐ効果が現れてもおかしくはありませんが、実際はすぐ効果は出てきてくれません。

たとえば、健康についてです。

運動不足だからとはいえ今日運動したから、明日からすぐ解消されるわけではありません。

毎日少しずつ運動を続けて、初めてほんの少し解消されるものなのです。

勉強も同じく、今日1日だけ頑張れば、明日はいきなり100点が取れるということもありません。

テストでよい成績を収めるためには、ちょっと教科書をかじっただけでは何の意味もありません。

日々の努力が積み重なり、初めて成績にほんの少し反映されるものなのです。

すべてのスタートは、実はゼロからではなく、本当はマイナスからです。

「やってすぐできるわけがない」

「やってすぐ効果が現れるわけではない」

これらはおかしなことではなく、当たり前であり、普通なのです。

スタートは、いつもマイナスから始まるものだからです。

マイナスからのスタートですから、初めは何の効果もなく、意味もないことのように感じられます。

運動・練習・勉強など、どれをやっても、最初はなかなか効果が実感できません。

スタートがマイナスから始まっているからです。

それを習慣として毎日こつこつ積み重ねることで、初めてゼロへとたどり着き、そうしてやっと効果が出てくるものなのです。

マイナスとはいえ、見えないところで少しずつ効果は出ています。

表面には表れませんが、水面下では着実にマイナスからい上がってきているため、そこですぐ諦めないことが大切なのです。

若いうちにやっておくべきこと(21)
  • スタートはゼロからではなく、マイナスから始まるものだと考える。
1人の時間をたっぷり経験する。

若いうちにやっておくべき30のこと

  1. 若い時期だからこそ、できることがある。
  2. 若いうちなら、失敗も許される。
  3. 三日坊主で、自分を知る。
  4. 好きなことを知れば、迷うことはなくなる。
  5. 好きなことをたくさんして、得意なことに変えてしまう。
  6. 好きなことをやって、エネルギーを技に変えよう。
  7. 幸せな死の瞬間から遡って、今、どうすればいいのかを考えることが大切。
  8. 祖父と祖母のいる当たり前の日常を、経験しておく。
  9. 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
  10. 親しい仲の友人を作っておく。
  11. 自分が中心で世界が回っている……わけではない。
  12. 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
  13. 厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。
  14. 人と同じようにする努力は、自分をなくしてしまう努力になる。
  15. 好きなことばかりやっていていい。
  16. 若いうちに、自分磨きを精いっぱいしておくこと。
  17. 「どっちでもいい」という答え方を卒業する。
  18. よいことも悪いことも、ずっと続くわけではないことを知る。
  19. 精神的な免疫力をつけておく。
  20. 初めからうまくいくわけがないことを知る。
  21. 本当のスタートは、ゼロからではない。
    マイナスから始まるものなのだ。
  22. 1人の時間をたっぷり経験する。
  23. おしゃべりばかりをやめること。
  24. 今の友人を捨てる。
  25. 一度は、ひどい地獄を経験しておく。
  26. 若いうちこそ、恥ずかしい経験をたくさんしておく。
  27. 夢への階段を踏み外さないこと。
  28. 痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。
  29. 自分探しとは、何かに近づくこと。
  30. 青春を満喫して、自分の根っこを広げておく。

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